第34回 公開講演会 ご案内 (2020/01/14)
北星大の教授, 元教授などが各自の専門の視点で原発問題を考え,やさしく話します。
テーマ:
福島原発事故が人々の生活に及ぼす影響について
~原発事故が私たちの生活、人間関係、社会をどう変えるか~
~原発事故が私たちの生活、人間関係、社会をどう変えるか~
概要:
福島原発事故が起きてから9年近くが経ちます。原発事故によって福島県や近隣の県では事故前より高い放射線量の中で人々が生活をしています。チェルノブイリ事故後避難を勧告されているよりずっと高い線量のところへ帰還していいと日本政府は言っています。このようなところで生活をして健康に影響はないのでしょうか。現実には子どもの甲状腺がんは増えています。健康被害を心配する人々と心配する必要はないという人々との間で分断が起きています。その結果長い年月をかけて築き上げた人間関係や信頼関係に大きな影響が出ています。原発事故が起きると健康面だけでなく長期的に社会の構造を壊す影響が出ます。
案内ポスターのダウンロード:(第34回案内ポスターA4判.pdf)
講師 | 北川 恵以子さん | M.D. KITAGAWA, Keiko 小児科医・精神科医 | |
ご紹介 |
1980年大阪医科大学卒業後、小児科医、その後、精神科医として勤務。阪神淡路大震災が起きた時、避難所でボランティアをし、大災害が心と体に与える影響を知る。1998年から1年半イギリスの大学院で熱帯医学を学び、日本キリスト教海外医療協力会(JOCS)からアフリカのウガンダへ派遣され、HIV感染をした子どもたちの治療と支援を5年間する。帰国後は主に小児思春期を診る精神科医として勤務。2011年東日本大震災以来、福島へボランティアとして月一回行き支援をしている。札幌こぶしクリニック 小児科医・精神科医。
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日 時 |
2020年1月14日(火) 18時00分~19時30分 |
(開場は17:30) 途中または後半に質疑の時間を含みます. |
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会 場 |
北星学園大学 A館5階 A500教室(定員80名) ---------- |
⇒会場へ直接おいで下さい.学生,若者,一般の社会人(主婦,退職者等含む)の方々の参加を歓迎します. 会場でアンケートへの回答をお願いします.
会場までの交通・拡大図 |
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参加費 |
講演会は無料, 事前申込み不要, ※資料代として200円程度をお願いする場合があります. ---------- |
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