第32回 公開講演会 ご案内 (2018/10/15)
北星大の教授, 元教授などが各自の専門の視点で原発問題を考え,やさしく話します。
テーマ: 原子力の光と影 =原子力を正しく恐れる為に=
概要:
日本では、2011年3月の東日本大震災の津波によって生じた東京電力福島第一原子力発電所の大事故によって、沢山の地域住民の方々が平穏な普通の生活を奪われました。現在もその原子炉(建屋)の中には、約40年間の原子力発電を生み出した負の遺産といえる大量の使用済みの核燃料が放射線を出しながら発熱を続けていてそれを冷却する努力が片時も休まずに行われています。さらに、今後の廃炉の作業の中での必須工程である事故時のメルトダウンで溶け落ちた未使用の核燃料(デブリ)の取り出しを一歩間違えれば、臨界状態を引き起こし予期せぬ大災害が引き起こされる危険性も残っています。このような、原子力のいわば影の部分をしっかり理解し"正しく恐れる"ことは、現在を生きる私たちの「未来の世代」に対する大きな責任ではないでしょうか?
案内ポスターのダウンロード:(第32回案内ポスターA4判.pdf)
講師 | 矢吹 哲夫さん | Prof. YABUKI, Tetsuo, Hokusei Gakuen University 北星学園大学教授 | |
ご紹介 |
2017年度まで酪農学園大学 環境共生学類教授。2018年度から本学経済学部(全学共通教育部門)教授。専門は、環境物理学、数理生物学、生物物理学、理論物理学(素粒子論)。
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日 時 |
2018年10月15日(月) 18時00分~19時30分 |
(開場は17:30) 途中または後半に質疑の時間を含みます. |
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会 場 |
北星学園大学 C館5階 C500教室(定員150名) ---------- |
⇒会場へ直接おいで下さい.学生,若者,一般の社会人(主婦,退職者等含む)の方々の参加を歓迎します. 会場でアンケートへの回答をお願いします.
会場までの交通・拡大図 |
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参加費 |
講演会は無料, 事前申込み不要, ※資料代として200円程度をお願いする場合があります. ---------- |
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