【原価計算U】


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第1回(19/09/2019) T 原価計算の基礎
 今日から講義が始まりました。よろしく。
 今日は、原価計算Tの復習を兼ねて、基本的な用語とその意味の確認を行いました。
【Key Words】材料費・労務費・経費・直接費・間接費・個別原価計算、配賦、総合原価計算、仕掛品評価、原価計算表

第2回(24/09/2019) U 原価の部門別計算(1)
 2回にわたり、原価の部門別計算を採り上げます。
 まず、部門別計算の意味を解説し、その後、部門別計算の第1段階である製造間接費部門別配賦表(部門費配賦表)の作成方法を採り上げました。
 ここでは、部門共通費(製造間接費のひとつ)を、各原価部門に配賦をするための計算表である製造間接費部門別配賦表の作成方法を理解するとともに、この配賦表の作成によって、どんな金額がどこに振り替えられるのかを理解してください。
 製造間接費部門別配賦表の部門費合計が次回の補助部門費配賦表につながります。
【Key words】部門別計算、原価部門、部門個別費、部門共通費、製造間接費部門別配賦表(部門費配分表)

第3回(01/10/2019) U 原価の部門別計算(2)
 今日は、製造間接費部門別配賦表によって各部門に配賦された間接費のうち、補助部門に配賦された間接費を製造部門に配賦する手続きとして、補助部門費配賦表の作成方法を3つ採り上げました。
 前回採り上げた製造間接費部門別配賦表とどこが違うのか、そしてこの集計表を作成することによってどんな金額がどこに集計されたのかを確認してください。
【Key words】補助部門費、補助部門費配賦表、直接配賦法、階梯式配賦法、相互配賦法
※クイズの1回目を出題しています。全員、忘れずに提出してください。

第4回(08/10/2019) V 原価の製品別計算(1)
 今日から6回にわたり、原価計算の最終段階である製品別計算を採り上げます。
 製品別計算には、生産形態の違いによっていくつかの方法があります。とりわけ総合原価計算では、いずれの計算でも月末仕掛品の評価が重要です。
 今日は、単純総合原価計算を事例にして、平均法といわれる方法で月末仕掛品を評価する方法を解説しました。
【Key words】月末仕掛品原価、加工費、平均法による月末仕掛品原価の計算、完成品換算数量、進捗度

第5回(29/10/2019) V 原価の製品別計算(2)
 今日は、先入先出法で月末仕掛品原価を評価する方法を採り上げました。
 先入先出法はモノの流れと金額の流れが一致していると仮定するので分かりやすいですが、モノがどのような結果になったのか(完成品か月末仕掛品か)を考えながら計算をしてみてください。
 また、計算式から、何をどのように按分(割り振り)しようとしているのかを考えてみてください。これが分かると、平均法との違いが理解できるようになります。
【Key words】先入先出法による月末仕掛品原価の計算

第6回(05/11/2019) V 原価の製品別計算(3)
 総合原価計算における仕損の処理について解説しました。
 講義では、仕損費を完成品と月末仕掛品が負担する場合と、完成品のみが負担する場合を採り上げますが、ものの流れと原価の流れをしっかりと把握することが大切です。
【Key words】仕損費:総合原価計算

第7回(12/11/2019) V 原価の製品別計算(4)
 組別総合原価計算と、工程別総合原価計算の方法を紹介しました。
 組別総合原価計算では組間接費の配賦、工程別総合原価計算では前工程費の扱いが焦点になります。
 原価計算上、組間接費は加工費の一部を構成し、前工程費は次工程の材料費の一部を構成します。この違いを明らかにして、理解を深めてください。
【Key words】組別総合原価計算、組間接費、工程別総合原価計算、前工程費、累加法

第8回(19/11/2019) V 原価の製品別計算(5)
 今日は等級別総合原価計算の方法を採り上げました。
 等級別総合原価計算では、総合原価をどのようにグレードの違う製品に負担させるかが問題になります。その際に用いられるのが等価係数という基準と積数という数値です。それぞれがどのように用いられるのかを理解してください。
【Key words】等級別総合原価計算、等価係数、積数

第9回(26/11/2019) V 原価の製品別計算(6)
 第6回で総合原価計算における仕損の処理を紹介しましたが、今回は個別原価計算における仕損品や作業くずの処理方法を採り上げました。仕損費や作業くずの評価額をどのように製品原価に負担させるのかが問題になります。結果的に製造原価が増加することを理解してください。
【Key words】仕損品:個別原価計算、仕損費:個別原価計算、作業くず:個別原価計算

第10回(03/12/2019) クイズ2解答と解説
 今日は原価の製品別計算の内容を扱ったクイズ2について、解答しながら補足説明しました。また練習問題にも取り組んでもらいながら製品別計算のまとめを行いました。
 今日の練習問題の焦点は月末仕掛品原価の計算でした。平均法・先入先出法での計算ができるように何度も復習してください。

第11回(10/12/2019) W 標準原価計算(1)
 今日から標準原価計算を採り上げます。
 これまで紹介してきた原価計算は実際原価の計算でした。それに対して標準原価計算は標準原価概念を用いて原価計算を行うものですが、標準原価とはどのようなものかを理解しないと、計算それ自体も理解できません。
 また今日の後半では、製造間接費の標準(標準配賦額)とは何か、どのように計算するのかを解説しました。製造間接費の標準の計算のためには、前提として標準配賦率・固定予算・変動予算を理解しなければなりません。十分に理解するようにしてください。
【Key words】標準原価計算、標準直接材料費、標準直接労務費、製造間接費の標準(標準配賦額)、標準配賦率、固定予算、変動予算、固定費、変動費

第12回(17/12/2019) W 標準原価計算(2)
 今日は直接材料費と直接労務費の差異計算を採り上げました。
 標準原価カードで示された原価標準を目標に製造を行い、月末に実際原価を計算します。そのとき、原価標準として示された原価と実際原価に差異が生じている場合、その原因を分析します。差異分析は、材料費、労務費、間接費について行います。
 今日は、材料費の差異分析として価格差異・数量差異、労務費の差異分析として賃率差異・作業時間差異の計算方法を紹介しました。公式で覚えるよりは、図を書いてその意味を理解するようにしてください。
【Key words】差異分析(標準原価計算)、価格差異、数量差異、賃率差異、作業時間差異

第13回(24/12/2019) W 標準原価計算(3)
 製造間接費差異の計算に関して、製造間接費予算の考え方の違いによって、固定予算の場合と変動予算の場合の二通りを解説しました。
 ややっこしい計算に見えますが、目の付けどころをしっかり持てば、それほど難しくはありません。差異を実際作業時間に基づく場合と標準時間に基づく場合の金額の違いを理解し、なぜそのような違いが出るのかを考えてください。
【Key words】製造間接費差異、操業度差異、能率差異、予算差異

第14回(07/01/2020) W 標準原価計算(4)
 今日はこれまで説明してきた内容をまとめる意味を含めて、差異の勘定記入法を紹介しました。
 勘定記入法にはパーシャルプランとシングルプランというふたつがあります。パーシャルプランは期末に仕掛品勘定に差異を記入する方法(アウトプット法)、シングルプランは期首に各勘定(直接材料費・直接労務費・製造間接費)に標準を記入し(インプット法)、期末に差異を記入する方法ですが、目的や適用できる生産形態に違いがあります。このあたりの理解を深めながら勘定記入法を復習してください。
【Key words】パーシャルプラン、シングルプラン

第15回(14/01/2020) クイズ3解答と解説
 今日は標準原価計算の内容を扱ったクイズ3について、解答しながら補足説明するとともに、原価計算Uの総まとめを行いました。

2019年度の原価計算Uは1月14日の講義をもってすべて終了しました。

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