【管理会計U】


PDFファイルを閲覧、印刷するためにはAcrobat Readerが必要です。
お使いのパソコンにインストールされていない場合には左記からダウンロードしてください。

パスワード付きサイトに行く

第1回(19/09/2019) T.経営管理と管理会計
 今日から授業が始まりました。よろしくお願いします。
 第1回目の今日は、管理会計Tの内容を振り返りながら、会計が経営管理のどのようなことに役立つのかについて概要を説明しました。これから学ぶ管理会計Uの内容にかかわる事項も多々あります。大雑把で構いませんので、ぜひ理解を深めてください。

第2回(26/09/2019) U.予算管理(1)
 今日と次週の2回に渡って予算と予算管理について採り上げます。
 予算管理に会計がどのように役立つのかを考えるのがこのセクションの中心ですが、その前に、予算そのものについて知る必要があります。
 今日はまず、予算の意味と種類、体系などを解説し、その後、予算による業績管理(予算の統制機能に着目した管理)の内容を紹介しました。予算管理では予算期間に先立つ統制、予算期間内の統制、予算期間後の統制という3つの局面があります。このことを理解してください。
Key words】予算・予算の機能・予算管理
※今日の授業で扱う予定の内容の一部が時間切れで積み残しになりました。次回、採り上げます。

第3回(03/10/2019) U.予算管理(2)
 今日は予算管理の会計の役立ちのひとつとして予算差異分析(売上高予算差異)を紹介しました。
 売上高予算は予算の中でももっとも重要な予算です。売上高予算は価格と数量から設定されますが、差異分析も価格差異と数量差異の2面で行います。また数量差異は、市場占有率(占拠率)差異と市場総需要量差異の2つに分解できます。市場占拠率差異と総需要量差異の求め方はもちろん、それぞれがどのような意 味を持っているのかも理解してください。
 また後半では、予算管理の特徴と限界を紹介しました。
Key words】売上高予算・販売価格差異・販売数量差異・市場占有率差異・市場総需要量差異
※クイズの1回目を出題しました。

第4回(10/10/2019) クイズ1解答と解説
 今日は、予算管理と差異分析の内容に関するクイズについて、解答をしながら補足説明を行いました。
 また、練習問題を用いて予算差異分析の仕方を再度採り上げました。

第5回(17/10/2019) V.事業部の業績管理(1)
 今週と来週の2回にわたって分権管理を採り上げます。
 まず組織構造の違いを理解するために、職能別組織と事業部制組織を採り上げました。職能別組織と事業部制組織の何か違うのかを理解してください。
 次に、事業部長および事業部の業績判断をする指標として、事業部で計算される利益概念を採り上げました。事業部長の業績判断、事業部の業績判断のためにどのような利益を用いるのがいいか、考えてみてください。
【Key words】職能別組織・事業部制組織・事業部利益・利益センターと投資センター

第6回(31/10/2019) V.事業部制の業績管理(2)
 今日は、事業部長の業績評価の手法として、事業部使用資本利益率、残余利益を紹介しました。
 それぞれの指標がどのような意味を持つのかを理解するようにしてください。
【Key words】事業部使用資本利益率・管理可能利益・残余利益・資本コスト
※クイズの2回目を出題しました。

第7回(07/11/2019) クイズ2解答と解説
 今日は、事業部制の業績管理の内容に関するクイズについて、解答しながら補足説明を行いました。
 また、地域別損益計算書に関する練習問題を通して、事業部制における会計の役割について説明しました。

第8回(09/11/2019) W.業務的意思決定(1)
 今日から意思決定会計の内容に入ります。今日は意思決定会計で利用される特殊な原価概念として、差額原価、埋没原価、機会原価を紹介しました。それぞれを理解するのは少し大変かもしれませんが利用の仕方を十分理解するようにしてください。
【Key words】意思決定・差額原価・埋没原価・機会原価

第9回(14/11/2019) W.業務的意思決定(2)
 今日は、加工か販売か、自製か購入か外注かという、2つの業務的意思決定問題について、例題を用いながら判断の仕方を紹介しました。
 どちらも、意思決定会計の基本です。十分理解してください。
【Key words】差額収益・差額原価・埋没原価・個別固定製造間接費・共通固定製造間接費・外注加工費・買入部品費

第10回(21/11/2019) W.業務的意思決定(3)
 今日は、既存製品を廃止するか否かという意思決定問題と、最適セールスミックスについて採り上げました。
 既存製品を廃止するかどうかという意思決定では、廃止することによって発生しない原価と廃止しても発生する原価を見極めることが重要になります。
 また、最適セールスミックスは、複数製品を製造販売している場合、どの製品をどれだけ製造すれば、もっとも効率よく資源を使うことができるかを明らかにする手法です。このときに使われるのが希少資源単位です。希少資源単位あたりの限界利益が大きい順に製造するということを手がかりに復習してみてください。
【Key Words】回避可能原価、回避不能原価、最適セールスミックス、希少資源単位
※クイズの3回目を出題しました。

第11回(28/11/2019) クイズ3解答と解説
 今日は、業務的意思決定の内容に関するクイズについて、解答しながら補足説明を行いました。

第12回(05/12/2019) X.戦略的意思決定(1)
 今日から戦略的意思決定と会計に話題が移ります。とりわけ設備投資意思決定と会計について紹介します。
 今日は、前半で戦略的意思決定のケースと会計的視点を採り上げ、設備投資意思決定で使われる4つの概念、つまり、キャッシュ・フロー、経済的寿命(経済命数)、貨幣の時間価値(TVM)、資本コストの考え方を考えました。
 計算技術的には、複利計算と割引計算、資本コスト額と平均コスト率の計算ができるようになってください。
【Key Words】貨幣の時間価値(複利計算・割引計算)、資本コスト、平均資本コスト率

第13回(12/12/2019) X.戦略的意思決定(2)
 今日は、投資案件の評価方法のうち回収期間法と会計的利益率法(ARR法)を紹介しました。
 回収期間法は、初期投資額が何年で回収できるかという観点から投資案件の評価を行う方法で、短ければ短いほどよいと考えます。しかし、初期投資額回収後のキャッシュフローは無視することから、全体の回収額を考慮しない方法であるともいえます。したがって他の方法と合わせて利用する方法であると考えてください。
 ARR法は、貨幣の時間価値を考慮しない点で評価方法としてはやや劣りますが、会計データを用いる点で簡便な方法といえます。この後に紹介する方法と比較するうえでも十分理解を深めてください。
【Key Words】回収期間法 会計的利益率法

第14回(19/12/2019) X.戦略的意思決定(3)
 今日は前半で、正味現在価値法(NPV法)による投資案件の評価方法、後半で収益性指数法(PI法)による投資案件の評価方法を紹介しました。PI法はNPV法によって計算した正味現在価値(NPV)を利用する方法ですので、まずはNPVを正しく計算できるようにしてください。その際、電卓での計算とともに、複利現価係数表および年金現価係数表を読んで計算する方法も理解するようにしてください。
【Key Word】正味現在価値法(NPV法)、収益性指数法(PI法)

第15回(09/01/2020)クイズ4解答と解説
 今日は、戦略的意思決定の内容に関するクイズについて、解答しながら補足説明を行いました。
 今年度の管理会計Uは今日が最終日でした。
 この授業で新しく得た知識は何だったのかを振り返りながら、定期試験に臨んでください。皆さんの健闘をお祈りします。

パスワード付きサイトに行く


→簿記・会計・講義に関する「つまみ」

講義関係 トップページ会計入門簿記原理T→簿記原理V→原価計算T原価計算U管理会計T

インデックス 講義関係 演習関係 研究関係 et cetera