履修の皆さんへ・・・「講義の流れ」(A4サイズ4枚)をパスワード付きサイトに置いています。必要に応じて印刷して利用してください。
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第1回(9月19日) クラスルール解説およびT.プロローグ
今日から講義が始まりました。よろしくお願いします。
第2回(9月20日) U.簿記の基本
今日は、簿記を行うために必要な基本的事項を採り上げました。いわば、「簿記原理」の復習です。
忘れていることも多いと思います。もう一度見直しましょう。
[Key words]資産、負債、資本、費用、収益、貸借対照表、損益計算書、決算
第3回(9月26日) V.伝票の集計
今回は、伝票の処理を解説しました。
今回のメインは5伝票制で、1日の取引を入金・出金・仕入・売上・振替という5つの伝票に記入し、そのデータに基づいて、仕訳日計表を作成し、日計表から総勘定元帳への転記までを扱いました。
仕訳の復習も兼ねていますので、忘れてしまった方は思い出してください。
[Key words]入金伝票、出金伝票、仕入伝票、売上伝票、振替伝票、仕訳日計表
第4回(9月27日) W.資産の勘定処理(1)
今日から7回にわたり、資産の勘定処理を採り上げます。
今日は「現金」「当座預金」勘定の処理です。
現金・当座預金の処理は、簿記の基本ですから十分理解するようにしてください。
[Key words]簿記上の現金、当座預金、現金過不足、銀行勘定調整表
第5回(10月3日) W.資産の勘定処理(2)
資産の勘定処理の2回目。今回と次回は有価証券の処理について採り上げます。
今回は有価証券の分類とその処理基準、有価証券の売買、配当や利息の受取時の処理を解説しました。
[Key words]有価証券、売買目的有価証券、満期保有目的有価証券、その他の有価証券、有価証券の売買、端数利息
第6回(10月4日) W.資産の勘定処理(3)
今日は、前回に引き続いて有価証券の勘定処理を採り上げました。
今日の焦点の一つ目は期末評価です。有価証券は取得原価と時価を比較してその差額を明らかにしなければなりません。その処理方法は、保有目的によって異なります。このあたりを十分理解してください。
また、保有する有価証券は資金調達のためにも利用されることがあります。いわゆる有価証券の差入・保管・貸付・借入です。これについても理解してください。
[Key words]有価証券の期末評価、償却原価法、有価証券の差入・保管・貸付・借入
第7回(10月10日) W.資産の勘定処理(4)
今日は、手形の裏書と割引について解説しました。
手形の受取り・振出しについては、「簿記原理」で学んだことですので、忘れた方は復習してください。
裏書や割引は、手形が持つ性質から行われるものです。簿記では、裏書や割引が行われた場合には、評価勘定を用いて処理する場合と対照勘定を用いて処理する場合があります。十分に理解するようにしてください。
[Key words]手形の裏書、手形の割引、融通手形、裏書義務見返、裏書義務、裏書手形、割引義務見返、割引義務、割引手形
第8回(10月11日) W.資産の勘定処理(5)
手形の更改、不渡り、そして荷為替手形の処理を採り上げました。
手形は商品を仕入れたときの支払方法の一つです。しかし、実際の現金の支払いは後日になります。手形の振出人が支払日になっても現金が準備できない場合、相手に支払いを猶予してもらうようお願いすることもありますし、場合によっては支払い不能に陥ることもあります。前者は手形の更改、後者は不渡りです。
また、遠隔地に商品を発送する場合、代金の回収を早めに行う目的で、荷為替手形というものを振り出すこともあります。
いずれも、やや難しいですが、理解を深めてください。
[Key words]手形の更改、手形の不渡り、荷為替手形
第9回(10月17日) W.資産の勘定処理(6)
今日は、固定資産の勘定処理、とくに、減価償却方法について採り上げました。
定額法、定率法については簿記原理で学んだことですが、ここでは、それに加えて生産高比例法を紹介しました。どの方法を採るかは固定資産の種類によりますが、とりあえずは、計算方法を理解してください。
[Key words]生産高比例法
第10回(10月18日) W.資産の勘定処理(7)
今日は、資産の中でも、今まで扱ったものとは性質が異なる繰延資産を紹介しました。
本来的には費用としての性質を持ちながら、会計処理上、資産の部に計上することが認められているものが繰延資産です。
従来は、企業会計原則、商法とも勘定科目を限定して認めていました。しかし昨年の5月から施行された会社法では繰延資産として計上できるものを明記しなくなりました。これは企業会計原則に連なる会計基準に従うということを意味しますが、会計基準自体にも変化が見られます。まさに過渡期にある資産の勘定処理であることに注意してください。
[Key words]繰延資産
第11回(10月24日) X.負債の勘定処理(1)
今日から2回にわたって負債勘定の中から、引当金と社債を紹介します。
今日は引当金を採り上げました。引当金については簿記原理の時間に貸倒引当金を学んだと思います。引当金にはこの貸倒引当金以外にも多くの引当金があります。講義では負債性引当金と評価性引当金に分類し、それぞれの勘定処理について解説しました。
[Key words]負債性引当金、評価性引当金、製品保証引当金、修繕引当金、特別修繕引当金、退職給付費用、退職給付引当金、貸倒引当金
第12回(10月25日) X.負債の勘定処理(2)
今日は、社債について、その発行、利息の支払い、償還時の処理を採り上げました。
他の会社が発行した社債を保有したときには有価証券勘定で処理をしますが、自分の会社が社債を発行したときには「社債」という負債勘定で処理をします。その違いを踏まえて、社債取引を理解するようにしてください。
[Key words]額面発行、割引発行、打歩発行、社債発行費、社債発行費償却、社債利息
第13回(10月31日) Y. 資本の勘定処理
ここでは、資本、とくに株式会社の資本の部にかかわる取引を採り上げました。
個人商店と株式会社とでは、資本の構成内容が異なります。この点を十分理解してください。
[Key words]株式会社の資本金、別段預金、株式払込剰余金、株式申込証拠金
第14回(11月7日) 中間試験
第15回(11月8日) Z.商品売買取引(1)
今日から後半です。
今日は、商品売買取引にかかわって作成する商品有高帳のうち、後入先出法、総平均法の作成方法を紹介しました。とくに、商品有高帳から売上原価を計算する方法は重要です。
[Key words]商品有高帳、後入先出法、総平均法
第16回(11月14日) Z.商品売買取引(2)
今日は、期末商品の評価の問題を採り上げました。「簿記原理」で学んだことを思い出して、理解を深めてください。
[Key words]売上原価の計算、棚卸減耗費、商品評価損
第17回(11月15日) [.商品売買の特殊形態(1)
今日から、いくつかの特殊な商品売買取引を取り扱います。
特殊な商品売買の共通の特徴は、「いつ売上を認識するか」という点にあります。これを意識しながら復習してみてください。
今日採り上げたのは、商品を仕入れて貨物代表証券を受け取った取引と、試用販売を行った場合の取引です。
[Key words]貨物代表証券、未着品、未着品売上、試用販売、試用販売未収金、試用品、試用仮売上、試用品売上
第18回(11月21日) [.商品売買の特殊形態(2)
今日は、委託販売と受託販売について採り上げました。両者は裏腹の関係にありますので、わかりやすい反面、どちらの立場で処理を行うかをはっきりしないと混乱してしまうこともありますので気を付けてください。
[Key words]委託販売、積送品、積送品売上、受託販売
第19回(11月22日) [.商品売買の特殊形態(3)
ここでは、割賦販売の収益認識基準を採り上げました。
今までの特殊形態と同じように、相手に商品を売り上げたときに収益を計上する場合と、代金が回収された都度、収益を認識する場合があります。十分に整理して理解してください。
[Key words]割賦販売、割賦売掛金、割賦売上、割賦仮売上、繰延売上利益、繰延売上利益控除
第20回(11月28日) \.決算整理と財務諸表の作成(1)
今日から決算整理と財務諸表の作成を取り扱います。
今日の内容は、決算整理仕訳を行い、決算整理前残高試算表から決算整理後残高試算表を作成する手順を扱いました。これは、通常、精算表上で行うものですが、金額の動きを理解してもらうために採り上げたものです。
なお、決算整理仕訳はこれまで個別に採り上げたものがほとんどですので、忘れている取引があれば、ぜひ復習をしてください。
第21回(11月29日) \.決算整理と財務諸表の作成(1)
今日は、前回用いた資料に基づき、決算整理後残高試算表の作成方法を解説しました。
第22回(12月5日) \.決算整理と財務諸表の作成(2)
今日は、前回用いた資料に基づき、8欄精算表の作成方法を解説しました。
第23回(12月6日) \.決算整理と財務諸表の作成(3)
今日は、8欄精算表に基づき、損益計算書と貸借対照表の作成方法を解説しました。
第24回(12月12日) ].本支店会計(1)
今日から本支店会計を採り上げます。
本支店会計は、現在の会計のメインストリームである連結会計の考え方を理解するための基礎であるといえます。処理自体はそれほど難しくはありませんが、新しい用語が出てきますので、しっかりと理解してください。
[Key words]未達事項・「支店」勘定と「本店」勘定
第25回(12月13日) ].本支店会計(2)
今日は、本支店会計の決算時における処理について解説しました。とりわけ、未達事項の仕訳、期末商品棚卸高の計算、内部利益の計算は、しっかりと理解してください。
[Key words]内部利益
第26回(12月20日) ].本支店会計(3)
今日は、前回の期末修正事項を受けて、略式の合併貸借対照表と合併損益計算書を作成しました。
本日お伝えした定期試験情報は下記のとおりです。
日時:2008年1月10日(木)14:40pm−15:40pm(60分間)
場所:B405教室
持込許可物:電卓のみ
T.商品売買の特殊形態の中から仕訳5題(4点×5=20点)
U.商品有高帳に関する問題(15点)
V.精算表の作成に関する問題(15点)
W.本支店合併財務諸表の作成(20点)
今年の講義は12月20日で終了しました。
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