アバディーン大学の新学期は９月下旬に始まった。それまで閑散としていたオールド・アバディーン・キャンパス（King's Collegeのあるキャンパス）にも学生たちの声が帰ってきた。
　 小生自身は研究員のため講義は担当しないが、開けっ放しのドアから講義を受けている学生たちの姿を見ると、思わず北星の学生たちを思い出してしまう。それと同時に英国の大学制度についてほとんど知らないことに気付かされる。自分がお世話になっている大学のことぐらい知っておいても悪くないなと思うのは当然のことである。

　 現在では、WWWのおかげでさまざまな情報が入手できる。たとえば、アバディーン大学のことはアバディーン大学のホームページで知ることができるし（アバディーン大学のホームページは、学校案内はもちろんのこと、ウェッブで履修登録ができるようにもなっているほど充実している）、英国の大学全体についてはUKCOSA:The Council for International Education、FEDA:Further Education Development Agency、FEFC:Further Education Funding Council、HESA:Higher Education Statistics Agency、NGfl:National Grid for Learning、The British Council、またスコットランドについては、GETS:Guide to Education & Training in Scotland、SHEFC:Scottish Higher Education Funding Councilなどで情報が獲得できる。

　 さらに、日本と同じように、どの大学を選んだらいいかを、さまざまな角度から分析した書物もある。たとえば“The Times Good University Guide 1999”は、大学や学部のランキングなども掲載されていて興味深い（ランキングはホームページでも入手できる）。
　
　 ホームページや各種の出版物を読んでいるうち、アバディーン大学のみならず、スコットランドの大学そして英国の大学について興味は広がった。それと同時に情報がどんどん増え、とうとう収拾がつかなくなった。そこで自分自身の知識を整理する必要に迫られた。このページは情報を整理するために作成したものである。
　 したがって、これは断片的な情報の寄せ集めであることはもちろん、小生自身が知りたいと思ったことだけをまとめたものなので偏りもある。そして何より素人の戯れ事であることをお忘れなく。

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