SASのテンプレート例
実用的なプログラムを書く際に必要な要素と最低限のチェックをするプログラムの例
マッチマージする
データをマッチマージする例
重複するデータをなるべく持たないように作成して,それを最後に合成して(マッチマージして)使用するとデータの変更に強いプログラムができる
データ構造を変換する
同じデータセットを使用して,データを横並びから縦並びへ,また縦並びから横並びへと変換する例
変数間関係を分析するもの(対応のある差の検定や, 相関係数の計算など)は, 計算しようとするデータが同一オブザベーションになくてはならない。これを仮に「よこならび」ということにする。また,カテゴリカルな変数の値の差を問題とする場合(χ2検定,分散分析など)は, 分析しようとする変数が縦にならんでいなくてはならない。これを仮に「たてならび」という
一定でない構造のデータを読みとる
データ構造が一定でないデータの読みとりの例
SASのデータを作成しているときに全てのオブザベーション(ケース)で同じ変数をもつとは限らない。そのような場合の処理の例(知的障害かそうでないかでIQのデータがあったりなかったりする)
一定でない反復数のデータを読みとる
一人あたり最大5行使うような,一定しないデータを処理する例
データを合成する
各オブザベーションに現れる変数のデータセット全体の平均値からの差分を求める(平均偏差をオブザベーションごとに求める例
データのサブセット処理を省力化する
単純なデータのサブセットを作成して処理する場合に,いちいちDATAステップを使わなくてもすませる小技
データの並びを変更する
「データ構造を変換する」では,外部ファイルの読みとりであったが,ここでは既にSASに読み込まれた(SASのデータセットになっている)データをよこならびにする例
上位○○%のデータを取り出す
ある変数の上位(または下位)○○%のデータだけを取り出したい場合の処理例
直交表の利用例
直交表L8を利用した実験計画の割付と処理の例
EXCELとのデータ交換
エクセルと直接データを交換するプログラムの例
逆正規分布表の作成
−∞からの面積からZの値を知る表の作成例
多重回答の処理
多重回答データの分析1(変数の取る値が「1 or 欠損値」の場合)
1問中に複数の選択が可能な場合(以下の中で当てはまるものをいくつでも選びなさい等の設問の場合)の分析例
F分布表の作成
F分布の表の作成。上段5%,下段1%のよく見るタイプのF分布表を作成する。大きすぎなのが難点
F分布表の作成2
F分布の表の作成。5%の表と1%の表を別々に作成するバージョン。プログラム中3行目のprobの値を5から1にすると1%の表になる