/*
  TEC99_02.SAS  Ver.1.0 by K.T.  1999/06/17(木) 10:46:06

  目的：データ構造の変換
    データ形式を横並びから縦並びへ,また縦並びから横並びへと変換する

  変数間関係を分析するもの(対応のある差の検定や, 相関係数の計算など)は, 計算
しようとするデータが同一オブザベーションになくてはならない。これを仮に｢よこな
らび｣ということにする。また,カテゴリカルな変数の値の差を問題とする場合(χ2検
定,分散分析など)は, 分析しようとする変数が縦にならんでいなくてはならない。こ
れを仮に「たてならび」という。

    idは個人を,sexは性別を, x1,x2,x3は3回の試験の点数とする。
    また,xは試験の点数,nは試験の回数(何回目か)を示す変数とする。

*/

TITLE '1. よこならびのデータをたてならびにする';

DATA d1;
   INPUT id sex$ x1 x2 x3;
   x=x1; n=1; OUTPUT;  /* output1 */
   x=x2; n=2; OUTPUT;  /* output2 */
   x=x3; n=3; OUTPUT;  /* output3 */
   DROP x1-x3;
   CARDS;
   001 F   88  92  93
   002 M   67  75  82
   003 F   56  62  79
   ;
RUN;

PROC PRINT;
RUN;

TITLE '2. たてならびのデータをよこならびにする';
DATA d2;
   INPUT id sex$ x1 n /     /* input1 */
         id sex$ x2 n /     /* input2 */
         id sex$ x3 n;      /* input3 */
   DROP  n;
   CARDS;
   001 F   88  1
   001 F   92  2
   001 F   93  3
   002 M   67  1
   002 M   75  2
   002 M   82  3
   003 F   56  1
   003 F   62  2
   003 F   79  3
;
PROC PRINT;
RUN;