情報処理 II (2004 -4-)
情報処理センターの業務として相談制度があります。大いに活用して下さい。
課題 10, Dec.16 - Dec.27
教科書Excel編の第23章の基本課題のデータを現在の基準計数に基づいて2002年度まで収集しなおしなさい。次に基本課題と発展課題を参考にし,2002年度までのデータ(データ2002と呼ぶ)について以下の問いに答えなさい.
Excelブック形式のファイル名を「Excel23.xls」として保存する。
- 新しいシート「相関分析02」にデータ2002を保存する.データ2002について 23-2 相関分析(散布図も含む)の結果をこのシートに完成しなさい.
- データ2002について 23-3 回帰分析と23-4 観測値グラフの結果を,別シート(シート名「回帰分析02」)に完成しなさい.
相関分析の結果と観測値グラフの間にどのような関係があるか,グラフの下の余白に簡単に述べなさい.
- 発展課題の多項式回帰のうち,近似曲線を当てはめる方法を用いて,データ2001について,(a)1次曲線(直線),(b)2次曲線(放物線),(c)3次曲線,による近似式を求めなさい.シート名を「発展課題01」とする.この3つのうち最も良い近似曲線はどれか,その判定の理由も答えなさい.
相談範囲
Excelの統計分析ツールは普通の利用目的には十分な内容を備えていて,操作は簡単である.1年次学生は分析ツールの出力結果を理解するには統計学の知識が不十分と思われるので,これを機会に統計学を学んで欲しい.
必要なデータの所在情報:(最初の2つは2001/1に通産省と経済企画庁より省庁再編)
- 経済産業省 http://www.meti.go.jp/ (パソコン生産・販売データについては生産動態統計がある)
- 経済社会総合研究所 http://www.esri.cao.go.jp/ の国民経済計算のページ(GDPや民間最終消費出がある)
- 電子情報技術産業協会(社 JEITA) http://www.jeita.or.jp/ (2000/11にJEIDAより再編、協会加盟各社に基づくパソコン生産・出荷データがある)
課題 11, Dec.16 - Jan.13
教科書第Excel編の第24章の基本課題
を実際に行ないながら,以下の問いについて答えなさい.第24章をブック名「Excel24」に保存する.
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24-2 行列関数の利用の最初にある連立方程式をシート名「連立方程式」に逆行列を用いて解きなさい.
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24-2の線形計画問題をシート名「線形計画」に完成しなさい.つまり,まずこのシートのF列〜K列にp.214の表を,その右端L列に(1)〜(10)のそれぞれについて目的関数 Z の値を求める.(1)〜(7)は解かれているので,表の (8), (9), (10), の場合における連立方程式をp.213のイメージ図の様式で解く.この線形計画問題の表の下に最適解は何か述べなさい.
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24-3 ゲーム理論の問題を 24-4 最適戦略の方法で,シート名「ゲーム理論」に完成しなさい.この例題のグラフの下に,2社への投資額の配分について最適解は何か,期待される利益はいくらか,述べなさい.
相談範囲
操作はそれほど面倒ではないが,理論は難しいので24-2の表(変数はすべて0以上を考慮)や24-4の3次元グラフ(最低限得られる利益が最大となる点が分かる位置)など,結果を分りやすく表現することを努力しよう.Excelで連立方程式や3次方程式を解くことができる,楽しいね.
線形計画問題をもっと直感的に解く方法については、私の情報処理論のWebページを見てください。
2004年度の課題は「課題12」まであります.課題受理の最終締め切り日は2005年1月28日(時刻は16:30)です.
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