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<バークレー滞在記>

日本の修士課程修了後2007年にアメリカのカリフォルニア州にあるバークレーに英語の勉強のため3ヶ月間滞在しました。
バークレーは名門州立大学カリフォルニア大学バークレー校(University of California Berkeley)
があることで有名な大学街です。サンフランシスコから地下鉄BARTで30分くらいのところにあります。






<カリフォルニア大学バークレー校>

大学の正門セイザーゲート

まずやはりなんといってもバークレーといえばUCバークレーでしょう。
私はここに留学していたわけではないです。
でも、バークレーを語学留学の地に選んだのは、やはりこの大学があったからです。
特に私が興味を持っているAsian Studiesの分野でも全米トップです(USNewsランク)。
いろいろな情報を得ることができました。


UCバークレーの図書館

左手に見えるのは大学のシンボル、セイザータワー。
ここからの眺めが一番きれい


というわけで、富嶽三十六景ならぬセイザー塔四景
 


セイザータワーからの風景

入場料を払えばエレベーターで昇ることができます。
晴れていれば対岸にサンフランシスコの街が見えます。


自然豊かな構内
 
キャンパスには芝生のスペースが沢山あります。でも大学の広さとしてはそう広くはないそうです。
キャンパスにはリスがたくさんいました。寮から語学学校まで大学のキャンパス内を歩いて通っていたのですが、
リスに遭った日はラッキーな日というジンクスを勝手に作っていました。


ゴールデン・ベアー
 
UCバークレーのマスコットがこのクマ。構内のいたるところで彼(彼女?)を見かけます。
大学のTシャツにもCalのマークと共にたいていこのクマさんがプリントされています。
みんなキャンパスや町の中で大学のでっかいロゴが入ったTシャツ普通に着ていますが
日本ではちょっと考えられない光景です。ちなみに次に行ったワシントン大学でもそうでした。


大学のすぐ近くカフェ・ストラーダ(Strada)。とても雰囲気のいいオシャレなカフェですよね。

このカフェはサイモン・シンの『フェルマーの最終定理』(新潮社)に出てきます。
UCBのリベット教授がフェルマーの最終定理の証明に貢献するカギを発見する場面はこのカフェが舞台になっています。

バークレーには、カフェが沢山あります。Starbucksはもちろん、Peet's Coffee and Teaも有名です。
UCバークレーの学生としてこんなオシャレなお店で優雅にコーヒーを飲んでみたいものです。


<語学学校>


当時通っていた語学学校です。大学から歩いて2〜3分のところにある。一階は観光センター。
あまり日本人がいなかったので英語の勉強には良かったと思います。
韓国人がたくさんいました。彼らは若いうちにアメリカに一年ほど留学するのが普通らしいです。
ここではアメリカにおける韓国人ネットワークのすごさを垣間見たような気がします。
みんな本当にいい人で、日本語を勉強してる人も多く、韓国人の友達が沢山できました。


<寮>

 
滞在していた寮Tau Houseです。国際色豊か。大学から5分くらいのところにある。
ちなみに、Tauはギリシャ語のアルファベットで、
アメリカの大学の学生寮はギリシャ文字の一文字をとっていることが多い。

ここでもたくさんの大切な友達ができました。
ルームメイトはトルコ人でした
彼は夜なかなか寝ないという点を除いてはとてもいいやつでした。

この寮は語学学校の留学生も使用しますが、大学の新学期になると新入生がたくさん入寮してきます。
その頃は留学三ヶ月目で、留学生同士の英会話なら大分わかるようになっていたのですが、
ネイティブの大学生が入寮して、彼らと話をしたら、なんと全くわかりません。
自分の語学力は向上したと思ってたのですが、まだまだだなと思い知らされショックでした。


サンフランシスコは坂が多いことで有名ですが、ここバークレーも坂が多いです。
大学は坂の斜面沿いに建っているかんじです。位置的には語学学校が最も低い位置(海側)
にあり、大学をはさんで寮が最も高い位置(山側)にあります。
毎日長い坂を上り下りしましたので結構な運動になります。


【その他バークレーの町並み】


<テレグラフ・アベニュー Telegraph Avenue>

テレグラフ・アベニューはセイザー・ゲートから一直線に伸びる大学通りです。
ファストフードのお店やカラフルなTシャツを売る露店が立ち並び、
非常ににぎやかで雑然とした独特の雰囲気を醸し出しています。
バークレーの前衛的な雰囲気がふつふつと感じられますね(特にシャツがね)。
 
セイザーゲートからのテレグラフ・アベニュー     Blondie's Pizzaは安くておいしい。よく行きました。


オシャレでしょう?お土産に一着いかが??是非。


<シャタック・アベニュー Shattuck Avenue>

シャタック・アベニューは、バークレーを南北に通る中心道路。
ここにバート(BART)という地下鉄の駅もあります。
カフェ・ファストフード店・映画館・ドラッグストアなどが立ち並びます。
 

<気温とか料理>
バークレーには夏の期間に滞在していたのですが、とてもすごしやすい気候でした。
特に朝夕は寒いくらいです。バークレーに夏行かれる方は長袖を持っていかれることを
おススメします。まあ、Calのトレーナーを現地で買うっていうのもいいかもしれませんが。
料理については、ハンバーガー・ピザ・中国・韓国料理・メキシカンなど様々なものが
食べられます。特に韓国料理は良く食べました。料理についてはこのページで紹介します。

<ちょっと足をのばして>

ZACHARY'S PIZZA

この日はみんなでバークレーで有名なザッカリーピザを食べに行きました。
ここのピザはシカゴスタイルのディープディッシュピザ。とても厚みがあります。
この日はちょうど超面白イタリア人ジャンルーカ(右スキンヘッドの彼)の誕生日でした。

たっぷりのトマトソースと中のチーズがとても美味です。


野球観戦
この日はオークランド・アスレチックスの球場へ野球観戦に。オークランドはバークレーの隣町です。
この日の試合はオークランド・アスレチックスVSボストン・レッドソックス。
レッドソックスといえば2007年から在籍の松坂投手。まさか松坂投手の先発だったりして、と思っていたら…

なんと本当に松坂投手が登板でした!!
試合には負けてしまいましたが非常にラッキーな一日でした。
投げているのが松坂投手。小さくてすいません。
ちなみにオークランド・アスレチックスとボストン・レッドソックスは
2008年に日本で開幕戦を行ないましたね。

おわりに
バークレーで過ごした3ヶ月間は、今振り返れば、文字通り「夢」のようです。初のアメリカ滞在ということで、すべてが初めての経験でした。もちろん、技術や利便性の点からいえば全然驚くことはないし、むしろ日本の方が便利なことは沢山ありますが、なんというかやはり肌で感じる雰囲気というのが全然日本と違います。この感覚は、向こうにいるときは生活に必死で考える余裕もなかったけれど、日本に帰ってきて強く感じます。例えば、ふと向こうのことを思い出したときに感じる感覚は日本の観光地にいったときのものとは全然違うもので、言葉では表現できませんが、やはり「異国」のものなのです。そういう経験というのは「人生観が変わる」といっては大げさかもしれないですが、まあそういう種類のもののような気がしました。
 
<バークレーの観光案内>

バークレーの案内も数ページ載っています。

バークレーで食べた料理の紹介

次はサンフランシスコを紹介しましょう↓
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