<A>タグの説明

名前

A －アンカータグ。リンク先を指定、またはネームタグの設定をします

書式

<A { HREF="uri" [ TARGET="value1" ] | NAME="marker_name" } > ～ </A>

説明

HREF=uriは、リンク先のHTMLファイルのURLを指定します。リンク先のHTMLファイルにmarker_nameという名前でネームタグが設定されている場合は、uriを〈リンク先ファイルのURL〉#marker_nameとすると、リンク先のHTMLファイルにジャンプした後、marker_nameネームタグの設定されている場所まで移動して表示します。
uri="mailto:address"とすると、addressへのメール送信のリンクを作ります。
uri="ftp://address"とすると、ftpを利用したaddressのダウンロードリンクを作ります。
NAME=marker_nameには文字列を指定します。<A NAME=marker_name >を挿入した場所にmarker_nameという名前で印（ネームタグ）を付けます。このネームタグを参照するときは、#marker_nameとして、アンカータグで指定します。同一HTMLファイル内で参照することもできます。

オプション属性

TARGET

フレーム分割したとき、HREF属性で他のHTMLファイルにリンクする場合、value1にフレーム名を指定することにより、リンク先のHTMLファイルをどこのフレームに表示するかを指定できます。また、以下の値は予約語であり、表にしめすような動作をします。

例

<A HREF="gomi.html" >とした例
<A HREF="gomi.html">ゴミを机の引き出しに捨てていく人がいます。</A>とすると、「ゴミを机の引き出しに捨てていく人がいます。」をクリックして、gomi.htmlにジャンプします。
<A HREF="gomi.html" TARGET="_blank">とした例
「ゴミを机の引き出しに捨てていく人がいます。」をクリックすると、あたらしいウィンドウを開いてgomi.htmlを表示します。
<A NAME="virus">の例
<A NAME="virus">身に覚えのない電子メールや、件名だけで内容の書いていない電子メールが届いた場合は、コンピュータ・ウィルスが添付</A>でネームタグを設定し、<A HREF="#virus" >普段の使用状況を見て気のついたこと</A>でリンクすると、「身に覚えのない電子メールや、件名だけで内容の書いていない電子メールが届いた場合は、コンピュータ・ウィルスが添付」にジャンプします。
<A HREF="gomi.html#dustbox" >とした例
<A HREF="gomi.html#dustbox">ごみ箱に捨てて下さい。</A> から、./gomi.htmlの<A NAME="dustbox">ゴミはごみ箱に捨てましょう。</A>にジャンプします。