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豊村が日々持ち歩いているカメラに収めた写真を載せています。
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追憶1508月号別冊〜新潟佐渡編 テーマ曲:
佐渡おけさ
(大きさ2057kb)
0825 上越新幹線
目的地は新潟ですが、都合で東京まで飛行機、ここからは新幹線で行きます
0825 トンネル内
国境の長いトンネルをなかなか抜けません。川端康成の「雪国」に描かれた清水トンネルの2倍以上の長さの大清水(だいしみず)トンネルですから。いくら新幹線でも時間がかかります。その間圏外で(実はトンネルの長さを調べようとして分かった)、やることがないので、ちょっと前隣の様子を撮ってみました
やっと新潟駅に到着。新幹線が走る割りには小ぶりの駅です
0825 新潟駅
近くの居酒屋で、店員さんの強いお勧めで地ビール「
ピルスナー
」飲みました。たしかに旨いです。地ビールで旨いと思ったのは初めてです。中々手に入りませんと言っていたので。なお横のビアタンブラーはステンレス製品で有名な燕三条の製品だそうです
0825 地ビール
0826 聞き酒番所93
翌日新潟駅直結のCoCoLo西館内の、「越後のお酒ミュージアム
ぽんしゅ館
」と言う
店の中
にある聞き酒番所を覗いてみました。新潟越後の酒蔵全てのお酒がワンコイン(500円で5種)で楽しめます。
つまみ
もあります。学会発表前なので、涙をのんで酒飲まずに出てきました
0826 朱鷺メッセ
全貌は本編8月号で。朱鷺メッセは
信濃川
のそばにあります。景色良いです
朱鷺メッセのすぐそばのフェリーターミナルから高速船(ジェットフォイル)で、佐渡島に渡りました。水中翼船でなんと時速80km/hもでるそうです。海の上ではまったく体感できませんが、波止場近くだと速さを実感できます(体感で2倍は速い)。そのかわりデッキに出るなどはできず、シートベルトして飛行機に乗っている感覚です。これで1時間5分、通常のフェリーなら2時間半かかります
0827 ジェットフォイル
やや怪しい住職さんが説明してくれるお寺。とにかく見るものてんこ盛りのお寺です。怪しさについては、例えば、イスラム教徒用の方角付きの敷物がおいてあったりしますので。他にも
こんなもの
や
あんなもの
がお堂においてあります
0827 長谷寺
0827 うさぎ
住職さんが多数うさぎを飼っているとのことです。人を恐れませんので、駐車場でゴロゴロしています。暑いときは(今日だ)、車の下に潜っていることもあり、皆さんひやひやしながら発進するようです
0827 真野御陵
順徳天皇(正確には上皇)が承久の乱で佐渡に流され、結局都に戻ることがかなわず、断食してお隠れになったそうです。ここがその火葬の地です。後に(江戸時代前期)佐渡奉行が修築し、現在は宮内庁の管理下にあります
大膳神社前の能舞台です。佐渡には高貴なお方も多数流されたせいでしょうか、非常に能がさかんと聞いています。ここはオープンな能舞台で有名なところなのだそうです。普段は閉まっている能舞台を含めると日本の能舞台の1/3は佐渡にある(30位)とのこと。「能はやるもんだ」(見るものでない)そうです。なるほど。自分でやるほうが楽しいもの多いですから、パークゴルフとか、スノーボードとか
0827 能舞台
七浦海岸にある夫婦岩。左が妻で、右が夫だそうです。妻の方がやや背が高いのになぜ?と思った人は岩の形をよく見ましょう。えー、話を変えますが、
たらい舟
もおいてありました
0827 夫婦岩
0827 波高し
今朝方までは、「本日天気晴朗なれども波高し」{註:秋山真之の打電(日本海海戦のときの名文句)}とのことでした。大陸側の島の部分は大佐渡といわれるそうですが、こちら側は相当の高波で、本当に佐渡からフェリーがくるか心配なほどだったそうです{註:前々日に瞬間最大風速71m/s(石垣島で)の台風15号の後遺症です}。嵐を呼ぶ晴れ男なのですよ、小生は
0827 塩釜
海岸のすぐ上に塩工房佐渡風塩釜がありました。観光客目当てのところではなく、本当に塩を作っているのです。中は火で海水を煮詰めていためとても暑いのでした。その一部に人力で海水を移す作業があり、本当に大変な仕事だと思いました
途中のバスの中からでしたが、世界遺産に申請予定の近代産業遺産群の一部が見えました。ほとんど立ち入れないそうです
0827 近代産業遺産
復元してすぐの感じで部屋があるだけでしたが、金山の作業の一部をここ奉行所内でやっていたようで、
これは
砂を臼で砕いて、金をとる作業のシミュレーションです。子どもでも動かせるように設定してありますが、本物は大の男が力を入れないとうまく臼が回転しないものだったようです。その他にも色々徹底的に金をとる工夫があって興味深かったです
0827 佐渡奉行所
0827 割戸
道遊の割戸(どうゆうのわれと)です。道遊はここを発見した山師の名前です(他にも同様の割戸はわりとあるそうです)。露頭掘りというそうですが、金を掘って掘ってついに一つの山が2つに割れて見えるようになってしまったものです。凄い
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大立竪坑です。金混じりの岩石を上に持ち上げるための鉄塔のようです。もう錆びてぼろぼろになっていて、触ると鉄がはがれます
金山の主要部分は、
このような感じ
で地下に潜っていきます。中に人形が色々おいてあり、なかなか不気味です。3次元的に上下左右に掘られていて、まるで蟻の巣のようです。総延長400kmとのことでした
坑道内
重さ12.5kg(時価6200万円)の金の延棒がアクリル製のケースに入っていてケースに穴が空いています。その穴から取り出せるか、というゲームです。現在まで成功者は1854名だそうです。穴が小さくて腕が肘まですぽっと入らず、持ち上げるのが精一杯です。女子細マッチョでないと無理な感じです。成功すると何かくれるとのことでした(金の延べ棒ではない、とのこと)
0827 金の延べ棒
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