030205三内丸山遺跡

[2003年2月12日作成]


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0205時遊館
昨年11月末にオープンしたそうです。これができたため三内丸山遺跡に冬場にきてもそれなりに楽しめそうです
0205時遊館入り口正面
どこが入り口かわかりにくいのが難点です。バスから降りた瞬間は結構雪が降ってましたし,ちょっと入り口から離れた場所に止まるんです
0205時遊館中
さらに進むとこんな感じです。おねーさんが立っている所から左に折れると遺跡を見る出口になります。その廊下を時遊トンネルと言うそうです
0205遺跡
外にでました。
大型掘立柱建物とその脇にある屋根がかかっているのが大型縦穴住居です。ほんとにこんな建物を(鉄製の道具もないのに)作れたのか?と疑わしく思うほど大きいですね。後で実際に中に入ってみてなおその気持ちが強まりました
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0205
三内丸山遺跡展示室です
0205大型掘立柱建物
さらに近づきました。冬場なので除雪してある道順以外はまるで移動できません
0205大型掘立柱建物跡
6個の穴が空いており,間隔が全て4.2mだそうです
0205栗の木
植林したそうです栗の木をよく縄文人が加工するのに使ったということで
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0205北盛り土
生活廃棄物が積み上がっているとのこと
0205掘立柱建物
このように栗の木に穴をあけて組み上げていたとか。ほんとにどうやって作ったのですかね?
0205大型掘立柱建物
下から撮影
0205三内丸山遺跡展示室前
ここまで外を説明してくれたガイドさんと。ガイドさんは一足先に帰りました
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0205三内丸山遺跡展示室内
これによると,三内丸山遺跡は縄文時代前期〜中期ですね
0205三内丸山遺跡展示室内
時代を推定する物が展示されています
0205三内丸山遺跡展示室内
この時代は大人と子どもは別々に埋葬したとのこと。この瓶は子どもを入れるのに使われたもののようです
0205三内丸山遺跡展示室内
これによるとナイフ等に使われた黒曜石の山地分析の結果,北海道から運ばれたとのこと。その場所も白滝(芝桜で有名な滝上の近く)や赤井川(キロロスキー場の近く)など現在では相当へんぴな(失礼!)ところからはるばる運ばれているのがすごいですね。縄文時代を見直しました。なお,黒曜石で作られたナイフの切れ味は後で時遊館で試しました。紙などカッターに近いくらいの切れ味でした
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0205三内丸山遺跡展示室入り口
水道があるのですが,縄文土器(深鉢形土器とみた)のかたちで笑えました
0205三内丸山遺跡展示室入り口
これが入り口の姿です。息子が修学旅行で昨年の10月半ばに来ているのですが,その時は時遊館はなく,これしかなく,えらく貧相なところだったと言ってました
0205時遊館内
再び戻ってきて,色々試してみました。黒曜石のナイフもここで試しました
0205時遊館内
展示物です
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0205五千年の星御膳
縄文時代の食材を使った料理で,鹿の肉のさしみや山菜,帆立等をまぶしたご飯からなる縄文食だそうです
0205縄文古代飯
古代米(赤米)を加え,栗・帆立・山菜で炊きあげたご飯で,これが一番美味しかったのでした。三内丸山遺跡は青森市内から4キロも奥まったところにありますが,それなのに帆立?と不思議だったのでしたが,これは当時はすぐそばが海岸線だった,要するに今の青森市内は水面下だったということのようです

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