海外事情
フランス語プログラム参加者の体験記
(経営情報学科2013年度入学生)
3000枚の写真
19日間の海外研修。初めて海外で長期滞在し、毎日新しい発見があり、たくさんのことを学ぶことが出来た。学校で初めて外国人の学生とコミュニケーションを取ったこと。フランスのメトロのこと。たくさんの教会のこと。親切なフランス人のこと。一方日本が治安の行き届いた平和な国だということも理解できた気がする。そして友達の大切さを改めて認識することが出来た。
研修で各地の教会を巡ったが、どれも日本では見ることができないスケールだ。私のお気に入りの教会はLyonの丘の上にあるフルヴィエール大聖堂だ。短い滞在時間だったが中に入ったときの衝撃が素晴らしい。青、白、金と色のコントラストがとても美しいのだ。教会ごとの違いに注目すると楽しい研修になるだろう。
フランスに行って心がけた事はスリに対する注意の他に、お店や町の人に挨拶をする事だ。ぎこちなくも挨拶をすればお店の人は笑顔で挨拶を返してくれた。フランスの人はBonjour!と言う時に口角が上がり、とても素敵な表情になる。毎朝散歩している人に挨拶をすれば学校に行くのも楽しく感じることができるだろう。
私は19日間で約3000枚の写真を撮った。楽しかった思い出、友達の笑顔、素敵な景色がすべて詰まっている。この写真を見ればたとえ何年経ってもこの貴重な体験を思い出して、人生の糧にすることが出来るだろう。
(経済学科2009年度入学生)
私は、海外事情という授業で18日間フランスに行ってきた。最初はお金がたくさんかかることや、フランス語をほとんど話せないこと、ホームステイの不安などからフランスに行くことは考えていなかった。私がフランスに行くことを決意したのは、申し込み期限ぎりぎりだった。社会人になればこのように長期で海外に行くことはできないだろうし、一度も海外に行ったことがなかったのでいい機会になるだろうと考えたからだ。
ヴィシー(VICHY)に2週間ホームステイするよりも、3泊パリに滞在することの方を楽しみにしていた。簡単なフランス語しかできないのに2週間も一般家庭の中で生活していけるのかとても心配だったからだ。しかし、ホームステイの方が圧倒的に印象に残った。
私のホストファミリーは50代の女性が1人だったがとても親切な人だったので生活の中で不便に感じることはなかったしホームシックにもならなかった。私は1日の中で夕食を食べながらホストファミリーと話す時間が一番楽しかった。この時間は本当にフランス語の会話の勉強にもなったと思う。心配だったフランス語は簡単な会話なら授業で習ったことが使えたし、単語や文法が不安でもとにかく話してみたら相手も理解しようとしてくれるのでほとんど問題なかった。
フランスに行ったことやホームステイしたことは私の中で本当に貴重な体験になった。この経験を生かしてこれからもフランス語の勉強を頑張りたいと思う。