メディカル・カレッジ青照館(06年度・音声学)
お知らせ
- 12/17
- 授業に関するアンケート(12月27日締め切り)をお願いします。
- この一年間の自分の取り組みについて振り返ってください。
- この一年間の授業について感想を述べてください。
- 来年もこの授業を受けるならどんなことに気をつける,心がけるか書いてください。
- 来年この授業を受ける人にアドバイスを送ってください。
- 松浦へ愛憎メッセージをください。
授業目的
音声は言語コミュニケーションにとって,その基盤となるものである.そのため,音声に対する正しい理解は臨床現場において重要なものであると言える.
ただし,音声学の場合,教科書的な知識に加え,それを運用する(=自分で発音し,聞き取る)能力を身につけることが必要である.そこで,この授業では知識を身につけると同時に様々な実践練習(発音,聴解)を積んでいくことにより,自らが「使える」ようになることを目指していく.
また同時に,音声現象に対して適切な言語学的分析を行えるようになることも大切であり,そのためのトレーニングも適宜行っていきたいと考えている.
概要
- 教科書:斉藤純男『日本語音声学入門 改訂版』(三省堂)
- 参考書:窪薗晴夫『日本語の音声』(岩波書店)
田中真一・窪薗晴夫『日本語の発音教室』(くろしお出版)
レイD.ケント・チャールズリード『音声の音響分析(翻訳)』(海文堂出版)
この他各種語学書に付属するCDも有用です. - 持ち物:手鏡,ペンライト(単音の回のみで結構です)
- 音声学関係で有用なウェブページのリンク集
評価
以下の割合によって評価する.出席についてはプラスに評価する(つまり出席点をあげる)ことはない.また,授業中に指名されていたときに寝ていて答えない場合は欠席扱いとする。なお,一定回数以上休むと学校側の規定によって試験を受けられなくなるので注意すること.
- 小テスト:40%
- 発音試験:10%
- 筆記試験:50%