経歴: 

  立命館大学経済学部卒

  山口大学大学院・北海道大学大学院修了

  経済政策論、法の経済分析論を学ぶ。
 



研究:

 「経済学」と「法律学」との中間にある問題について、勉強をしています。いわば、学際的な領域に興味があります。興味のある問題は、第1に、法律の制定や改正が私たちの行動に与える影響、第2に、法律の制定過程やその運用過程の効率性などです。これらの問題を経済学の知識を応用することによって、また データをコンピュータで分析することによって、解明しています。経済学と法律学とは、ともに人間の行動を分析対象とする学問です。どんな方法論を使って、こうした問題を解明するのか・・、どんな結論が出てくるのか・・・、詳しくは、私のゼミナールで一緒に勉強しましょう。


教育の抱負、学生に期待すること:

  社会科学である経済学も法律学もともに、暗記科目だと考えられがちです。こうしたイメージは持たないでください。大学生になってもこうしたイメージをもっている人は大いに反省すべきでしょう。どの学問を学ぶにしても「自分の頭で考えて、自分なりの考えを造ること」が求められています。正しい答えが無い、という社会問題もあります。そうした問題について、自分で文献を読んだり、他人に教えてもらったりしながら、自ら考える習慣を身に付けることが大切です。教えることは、学ぶこと、という「ことわざ」があります。私も学生さんたちから多くのことを学びたいです。
 大学生としての4年間の内に、これまで不得手であったものに挑戦をして欲しいです。あるいは他人が避けて通るものに、あえて挑戦をして欲しいです。あるいは言葉の通じない国へ行って、おもいっきり深く(良い意味で)悩んで欲しいものです。もう一歩前へ出てみましょう。