「ホウレイが全面的に改正される」と耳にしたとしましょう。ここでいう「ホウレイ」は、「法令」ではなくて、「法例(明治三十一年六月二十一日法律第十号)」という名称の法律です。
法令データ提供システム(検索時は平成18年3月 17日現在の法令データ[平成18年3月 17日までの官報掲載法令])で「法例」を見てみると、「最終改正:平成一一年一二月八日法律第一五一号」となっています。
また、日本法令索引の「現行法令検索」で「法例」を検索し、検索結果から「法令沿革」を見てみても、

最近の改正履歴はありません。
念のため、官報searchで「法例」をキーワードとして検索してみます。「法例の一部を改正する法律」が公布されていればヒットするはずですが、それもないようです(検索対象期間の指定に注意しましょう)。
そこで、改正法案が審議中ではないかを調査することとします。
国会法案審議状況でフリーワードで検索してみます。しかし、検索結果は、「「法例 」をキーワードに検索した結果は0件です。」というものでした。「法例が全面的に改正される」という話でしたから、題名も変わるのかもしれません。
[*]「廃止制定」と「全部改正」
(法制執務コラム集:参議院法制局)
手がかりをつかむために、沖縄タイムス記事データベースで新聞記事を検索してみることにします(2006.12.1から有料化されてしまいました)。「法例」で検索すると、

22件のヒットがありました。「法案を決定」「現行法を変更」という見出しが気になりますので、詳細を見てみます。

「法の適用に関する通則法案」というキーワードがつかめました。そこで、もう一度、国会法案審議状況でフリーワードで検索してみます。

第164回国会で審議中らしいことが分かりました。国会の回次が分かりましたので、衆議院サイトの「議案」のページを見てみます。

「法の適用に関する通則法案」がありました。「経過」を見てみます。

さきほどの第一法規「国会法案審議状況」よりも衆議院「議案」のほうが情報が新しいようです。
前のページに戻って、「本文」をクリックします。

議案の情報として、国会提出時の法案を見ることができるようです。「提出時法律案」をクリックします。

法例の全部改正を行う法案の本文に到達しました。
*ここに記載した方法は唯一の正解ではありません。
*データは、2006年5月11日現在のものです。