19.キンネードヘッド灯台(Kinnaird Head Lighthouse)

  フレイザーバラ(Fraserburgh)の北端の北海に面してキンネードヘッド灯台がある。アバディーンからはフレイザーバラに通じるA90をまっすぐ北上すればいい(A90は途中でA952に名前を変える。それがフレイザーバラの手前でまたA90になる。何故でしょう)。

  この灯台は、16世紀にはお城として建てられ、1787年に灯台として改築され、現在でも現役で使われているというが灯台として機能しているのはとなりに新しくできた灯台。


天気がいいと、絵はがき風になってしまう・・・

  歴史的建造物であるとはいえ、まわりが海にかこまれている日本では灯台はめずらしくない。
  面白いのは、この灯台のすぐ近くに併設されているスコットランド灯台博物館(Scotland's National Lighthouse Museum)。入場料がかかるが(我々はここでも無料)、灯台についてちょっと知識を仕入れることができる。

  灯台の光は20マイル先の海上からも見えるという。さぞかし大きな電球を使っているのだろうな、まわっているように見えるので4面に電球が付いているのだろうか、一体何個の電球を使っているのだろう、などなどの疑問を解決してくれる。もったいぶるようだがここではそれらの正解はいわないでおこう(興味があれば日本の灯台を調べて見て下さい。きっと驚きますよ)。

  赤い霧笛が北海の方向を向いて設置されている。考えてみれば英国も島国だ。ここにも日本との共通点があった。


こちらが実際に灯台として機能している
         
かつてはお城だったという

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