第三部分 日記風 6月

6月1日(星期六)


南楼の食堂でワールドカップをどうぞ!

 今日は、久しぶりにのんびり過ごした。
 とはいえ、テレビに釘付けといったところで、午後から、世界杯(ワールドカップ)予選3試合を見た。最後のドイツ−サウジアラビア戦は札幌ドーム。何故か懐かしく感じる。
 考えてみれば、日本にいるより恵まれているかもしれない。何しろCCTV5では、ズーッと中継しているのである。以前、中国のテレビは、ほとんどが衛星放送であると聞いたことがある。すべての家庭で視聴できるのはCCTV1だけで、その他はいくらかの料金を支払って契約しなければならないらしい。ということは、体育頻道(スポーツチャンネル)であるCCTV5も衛星放送だから終日世界杯を中継しているのであって、日本にいれば地上波では見ることのできない試合も見ることができるというわけだ(そういった契約をしている大外のおかげでもあるわけですね)。

6月3日(星期一)
 今日から講義第13週目。
 数日前、ある学生が「今度の火曜日は講義は休みです」といっていた。また、別の学生は「先生も休みにしてくれたらうれしいです」ともいっていた。
 6月4日火曜日は、現地時間午後3時30分、中国時間2時30分から、韓国で世界杯、中国−コスタリカ戦が行われる。学生たちは、その試合見たいがために、小生にも休講にしてほしいといっているのだと思っていた。ほかの日本人専家の先生に確認しても「大外からそういった話は聞いていない」とのことだった。
 しかし、今日、講義に行く途中、日本語学院2階の踊り場の掲示板には、6月4日(星期二)と13日(星期四)は、授業は午後2時15分で終了するとの掲示があった。つまりは、世界杯で中国が平日に試合をする時間には講義を行わないということを、大外が正式に決めたのである。
 ま、初出場の中国ゆえ、それもわからないでもない。
 でもある先生がいっていたように、なぜ2時15分なのか。3講目は1時15分から始まる。1時間の講義時間である。90分で予定を組んでいるため60分では中途半端だというのである。
 その先生は「いっそのこと、午後はすべて休みにすればいいのに」といっていた。
 個人的には、火曜日と木曜日の4講目には3年生の講義があり、ここに来ての休みはちょっと痛い。予定していた講義内容の変更を余儀なくされるからである(でも休みはうれしい、なんちゃって)。

6月4日(星期二)
 今日は、世界杯で東アジアの3チームが初戦の日。
 午前中、テレビの映りが悪くなり、電波を受信できないトラブルがあったが、これはチューニングが原因だった。昨夜、賓館餐庁のテレビの映りが悪く、学生からクレームが出たという(とクレームを付けた学生がいっていた)。
 今日は中国の試合。何が何でも最高のコンディションで声援しなければならないというのが人情。というわけで、しっかりとチューニングしたようで、CCTVのみならずすべてのチャンネルの映りが劇的に良くなった。NHKも日本と変わりがないほどの鮮明さ。恐るべし世界杯の影響力。
 今日は、東アジア勢3チームが出場したため、ずーっとテレビの前に座りっぱなしだった。
 お昼時に来た学生が中山広場に行って応援するという。中国はコスタリカと2時30分から試合だ。日本は5時キックオフ。夕飯を食べている時間がない。小生、思わず学生に依頼。「帰りに『亜恵』で弁当を買ってきてくれない?」
 中国の試合時、バスケットコート付近には学生の姿はほぼ見えなくなった。日本語学院の4階からは声援の声。教室を開放してテレビ観戦できるようにしていたのであった。
 2−0でコスタリカが勝って試合が終わると、学生がゾロゾロと校舎から出てきた。一方、小生はこれからが本番。試合の途中で学生が弁当を持ってきてくれたので(今日はリッチに10元の夕食!)、ご飯を食べながら試合観戦。
 結局、今日の東アジア勢は、1勝(韓国)1敗(中国)1引き分け(日本)。日本は上出来だな。

6月5日(星期三)
 今日は、午後4時30分から401教室で、キャノン杯の総括(総結表彰大会)があった。
 これは、決勝大会への出場者の改めてのお祝い(日中辞典を贈られていた)と、受賞者それぞれの経験談を語り、後輩へのアドバイスを行うというもの。401教室は、学内予選に出場した学生たちを中心にほぼ満席だった。その後、漢学院餐庁に席を移して、記念パーティ。学長も出席してくれてお祝いの言葉を述べていた。ある先生から「来年もキャノン杯要員として来てください」といわれ、思わず苦笑い。
 これで今年のキャノン杯は終了したことになるのだろう。

6月7日(星期五)
 夕食を漢学院餐庁「群賢閣」でとる。
 メニューが夏向きに変わっていた。熱を加えていない料理がたくさん並んでいた。そういえば、最近、食堂で食事をすると、必ずあえ物(日本でいえばお浸し、韓国でいえばナムルのようなもの)をオーダーするか(これは学生)、出てくる(これはセットメニュー)。でも中華料理らしくないような・・・(結構、ニンニクが強い)。
 そういえば、ビールも必ず冷やしているものが出てくる。やっぱり中国でも夏はビールを冷やして飲むんだな(でも時々冷やしすぎて凍っていることもある。冷たければいいってものではない!)。

6月8日(星期六)
 「先生、新しい情報があります。今日、勝利広場でキス大会があります。」
 「キス大会?」
 「ええ、友達から聞いた話です。行きませんか?」
 昼下がり、『利家とまつ』を見ながらのんびりしていた小生に、3年生のG君から電話があった。
 2時に図書館棟の前で待ち合わせ。G君に情報をくれたJ君とともに3人で勝利広場に向かう。
 情報は「勝利広場」しかなかったので、あちこちで尋ね、ずいぶん探してやっとその会場が判明。そこはたしかに勝利広場にあったが、勝利広場地下街ではなく、今年の5月に改築オープンしたNew e Newという百貨店の5階だった。
 会場に行ってみるとすでに大会は始まっていた。スタートは午後1時。我々が到着したのは2時40分過ぎ。すでに1時間40分が経過していた。
 見れば、男性の背中に番号札を付けた19組のカップルが、熱い抱擁の真っ最中。
 1等資格は「接吻最激情、接吻時間最長者」ときたもんだ。
 会場内には各賞が掲示されていた。
 1等 3,000元のプラチナダイヤモンドリングと888元のウェディングドレスを着た写真か、あるいは好みの個人写真
 2等 1,000元のプラチナダイヤモンドリングと488元のウェディングドレスを着た写真か、あるいは好みの個人写真
 3等 500元のプラチナダイヤモンドリングと288元のウェディングドレスを着た写真か、あるいは好みの個人写真
 記念賞 コーヒー券2枚
 「これって男にはご褒美はないんじゃない?」
 「そうですね。」
 参加者は、清潔な服装でなければならない、必ず唇を付けていなければならない、指定の場所で立っていなければならない、他人の邪魔をしてはいけないというルールのもと、熱烈接吻を続ける。しかし女性が相手の肩を叩いてあげたり、ポロシャツの裾をあげて風を送り込んだりとなかなか大変そう。
 見ている限りはあまり面白いものではなく20分ほどで会場を後にした。

 午後7時、中山広場。
 3年生3名と中国−巴西(ブラジル)戦を観戦。
 会場は、立錐の余地もないほどの球迷(サポーター)たちで埋め尽くされていた。
 結果は0−4で巴西の勝ち。
 後半15分過ぎまで、ほぼ15分ごとに得点を許し、このままでは6点も取られてしまうと心配したが、巴西は数名の先発メンバーが途中交代し、そのおかげかどうか、後半はなかなかいい試合をしたように思う。
 でも、中山広場に集まった球迷の声援は意外と静か。
 中国隊がボールを支配すると「好」「好的」といって拍手をするだけ。失敗したり、得点を許すと「あいやー」と嘆息。知らないもの同士が「加油(ガンバレ)」と声をかけたり歌を歌ったりすることはまったくない。
 それどころか、後半のロスタイムが2分と表示されると、ほとんどの人は立ち上がり家路を急いでいた。
 負けるとはわかっていても(?)、五星紅旗を振りながら全員で応援する姿が見たかったと思うのは野次馬根性なのでしょうか?

6月10日(星期一)
 今日から講義第14週目。
 昨夜来、まとまった雨が降った。午前中は傘の花が咲いたが、午後からは日差しが戻って、雨傘は日傘に早変わり。
 キス大会続報。キス大会2日目を見に行った学生が、第1日目の1等賞を受賞したカップルは、百貨店閉店時間の9時までキスをし続けたと教えてくれた。ナント8時間である。ご苦労なことだ。

6月11日(星期二)
 英語学院棟の壁に学内案内の看板があった。しかし、それは色落ちし、学生の増加によって一部変更があったにもかかわらず、相変わらず古い配置のままだった。
 一週間ほど前から看板の背景を塗り直し、見取り図も新調して、今日完成した。
 作業をしたのは、国際芸術学院の学生たちとのこと。
 そこには、本部キャンパスのほかに、国際培訓学院金州分部、成教学院、国際経法学院(開発区)の見取り図も描かれていた。成教学院は群英超市の裏手にある。
 開発区の校舎は、かつては、現在の3年生が入学後、最初の1年間を過ごした校舎で、それが今では国際経法学院の学生が学ぶ校舎になっていた。運動会で国際経法学院があることはわかっていたが、それがどこにあるかわからなかっただけに、これでスッキリした。

 学生に誘われて中国国産の映画鑑賞。毎週火曜日はチケットが半額になるとのこと。友好広場にある進歩電影院は、大人も学生も10元。
 タイトルは『開往春天的地鉄』。「春に向かう地下鉄」というらしい。この映画、ストーリー展開がシュールでセリフが理解できない小生には、何が何だかわからない映画。「中国の映画はこんな内容の映画が多いです」という。「テレビと同じようにせめて字幕ぐらい付けてほしいもんだ」というと、「見るのはみんな中国人ですから字幕はいらないでしょ?」とは学生の弁(そりゃ、そうだ)。
 でも映画館はシネマコンプレックスのような感じで、館内も座席もきれい。予告編や宣伝などもない。

6月13日(星期四)
 中国国家隊の世界杯での試合は今日が3試合目。中国の今回の世界杯も終了した。結局3試合で1点も取れずに予選リーグ敗退となった(フランスと同じだけどね)。
 世界杯が始まる前に、学生たちと話をしていると、どうも国名について日本語での発音と中国語での発音が違っていて(当たり前)、なかなか話が通じなかった。そこで、急遽予定を変更して、各クラスとも30分ぐらい使って、国名の日本語読みとサッカーに関する用語の日本語読みを採り上げることにした。
 2年生も3年生もフランス、アメリカ、ドイツなどは知っていた。中には、あらかじめ自分で調べた学生もいて勉強熱心な一面も見られた。
 というわけで、日本の皆さんに質問。次の国名がどこかわかりますか?(もちろん、実際には中国では簡体字で表現しているため、ここに書いた字と違っているものもあります。)

Aグループ 法国 塞内加爾 烏拉圭 丹麦
Bグループ 西班牙 斯洛文尼亜 巴拉圭 南非
Cグループ 中国 巴西 土耳其 哥斯達黎加
Dグループ 韓国 波蘭 美国 葡萄牙
Eグループ 徳国 沙特阿拉伯 愛爾蘭 喀麦隆
Fグループ 阿根廷 尼日利亜 英格蘭 瑞典
Gグループ 意大利 厄瓜多爾 克羅地亜 墨西哥
Hグループ 日本 比利時 俄羅斯 突尼斯

 サッカー用語は、これは日本語ではほとんどすべてが外来語、中国では意味を考えた中国語に置き換わっていて、日本語より中国語の方がわかりやすい。

球迷 サポーター 紅牌 レッドカード
前鋒 フォワード 黄牌 イエローカード
前衛 ミッドフィルダー 主場 ホーム
後衛 ディフェンダー 客場 アウェイ
守門員 ゴールキーパー 上半場 前半
球門 ゴール 下半場 後半
門球 ゴールキック 冠軍 チャンピオン
角球 コーナーキック
任意球 フリーキック

6月14日(星期五)
 外出から帰ってみると、2つの部屋のそれぞれに電気式蚊取りマットが置いてあった。部屋は閉め切っているのだがどこからか、蚊が入ってくる(締め切っているとはいっても、入ってくる道はあちこちにあるのだが)。蚊取り線香か蚊取りマットを買おうと考えていただけに、このサービスはありがたい。
 午後2時30分から日本対チュニジア戦。小生、3時から講義。講義を終えて帰ってくると、2−0で日本が勝っていた。再放送を見た。
 中国ではCCTV5(体育頻道)で生中継をしているが、同じ時間に始まる試合はCCTV2でも中継する。日本対チュニジア戦はCCTV2での放送だった。これが幸いして、CCTV5で再放送することになったという次第。

6月15日(星期六)
 今日は端午の節句。
 学生によれば、春秋時代の愛国詩人が敵の支配を嘆いて池に身を投じた。それを悲しんだ人々がその詩人が池の中で魚たちに食べられないように、池に粽子(zong4 zi:チマキ)を投げ入れてそれを防いだという故事にちなんで端午の節句が生まれたという。
 というわけで、中国では節句の前日にチマキを作り、当日に食べるという。チマキを作るときに、タマゴも一緒に茹で、それも食べるという。
 小生、餅米は苦手ながら、郷に入りてはということで、今日はチマキとゆでタマゴを食した。チマキは笹の葉にくるまれ、中にはナツメの実が入っていた。このチマキ、砂糖を付けて食べるというから驚き。
 また、別の学生によれば、この日は五色の糸で作った腕輪を付け(五彩縄というのだそうな)、雨が降るまでそれを付けていて、雨が降った日に、水たまりにそれを投げ入れると幸せになるという言い伝えがあるともいう。
 でも、乾燥続きの大連では、次の雨はいったいいつになるのやら・・・・・。

6月17日(星期一)
 今日から講義は第15週目。
 世界杯だから、という話題をひとつ。
 ゴールデン・ウィーク明けから、2年生の講義中に質問時間を設けている。
 今日出た質問のひとつに「稲本潤一、川口能活は、日本語でどう読むのですか」というものがあった。
 中国では、もちろん漢字で紹介されるが、すべて中国語読みなので、聞けばまったく別人のような発音になる。稲本はゴールを決めているのだから女子学生にも人気の的のようだ。
 ちなみに、川口能活の「能活」は、中国語の言葉の意味としては「よく生きる」ということで、これは「不死」と同じ意味なんだそうな。川口不死。うーん、漢字は奥が深い。

6月18日(星期二)
 午後から雷の音が聞こえたが、雨は降らなかった。蒸し暑い。明日は久しぶりに雨になるらしい。
 2時30分から日本対トルコ戦。小生3時から講義。
 一進一退かなと思った矢先、前半12分に先制ゴールを決められた。それを見届け教室に向かう。
 4時30分過ぎに部屋に戻ってテレビを見ると、すでに試合は終了していて、0−1のままトルコが勝っていた。これで日本の世界杯も終わった・・・。
 ところで、札幌の皆さん、今日からYOSAKOIまつりですね。世界杯の次は踊りで盛り上がる札幌ですね。

6月19日(星期三)
 今日は天気予報のとおり、朝から雷雨。
 講義中、すぐ近くで(といっても大連周辺のどこかだけど)一発落ちた。教室は悲鳴。でもその後は雨も雷もぴったりと止まった。
 夜の大連電視台のニュースで、今日の雷雨について解説していた。この時期は雷雨の季節らしい。急速な経済発展によって高層ビルが多くなり、しかも電子機器が多くなったが、雷対策が不十分のところもあるらしい。中国政府自体も関連法律を公布しており、市政府も取り締まりや対策を練っているという(こういう時、字幕が出るというのはいいもんだ)。
 明日の大連は、晴れ時々雷という予報である。恐ろしや。
 今週は、手首に五彩縄を巻いていた女子学生を見かけたが、今日の雨でそれも外すことになるのだろう。
 新しさの中に古き伝統も残っているというのは、なかなかいいものだな。

6月23日(星期天)
 6月20日に、T先生が仕事のために大連入りした。
 当日の夜は日本語学院のトップ、翌日の夜は大外北星会が歓迎会を開いてくれて、小生も参加。
 ふたたび中国式の乾杯の嵐で、調子に乗って白酒をしこたま飲んだ。
 T先生は「ぼくは雨男で、どこに行っても雨が降り、前回大連に来たときには大雨でした」と話していたが、20日、21日ともよく晴れ上がって、そのジンクスは崩れたかに思えた。
 しかし、22日の夜には雨がパラつきだし、今日は朝から、大連にしては珍しく(少なくても小生が滞在して以来初めて)、終日しとしととまとまった雨が降った。
 そして今日、T先生は帰札した。
 T先生、お疲れさまでした。明日はきっと晴れるでしょう。
 ところで、賓館1階ロビーにある軽食喫茶店が閉店したようだ(学生情報)。
 数日前から営業をしていなかったが、料理を作るときの香りが強くてクレームが付いたらしい。
 残念。ここでは一度も料理を食べなかった。


合歓の木

6月24日(星期一)
 今日も昨日に引き続いて雨。T先生がもたらした雨雲はまだ大連上空に居座ったまま。でも、最高気温は20度前後で涼しくて過ごしやすい。
 今日から講義は16週目。
 今日は訳あってリッチな夕食だった。初めての本格的な日本料理。ナント、大連賓館で食べ飲み放題、一人200元。
 システムが面白かった。メニューから好きなものをオーダーする。何でもOK。制限時間は3時間。単品で注文すると恐ろしく高いものもある(20元〜200元までの価格帯)。好きなものを好きなだけ食べられるというのはなかなかよろしい。味もほとんど日本の居酒屋とほとんど変わらない。
 店の雰囲気やメニューは、ちょっと高級な居酒屋といったところ。小姐も日本語ができるので、しばらくいると、日本の居酒屋で飲んでいる感覚になる。
 客もそこそこに入っている。中国人団体客もいた。もっとも考えてみれば、当地の高級料理店に行けば、たとえそれが中華料理であったとしても一人200元でおさまるものではないのだから、そういった料理店に比べれば安いものだ。
 でも最初で最後でしょう。当地では、やっぱり贅沢。
 明日からまた、一食6.5元程度の夕食に逆戻り。

6月27日(星期四)
 3年生の講義終了後、学生会の学生からある依頼を受けた。
 それは、7月2日に予定されている4年生を送る会で歌を歌ってほしいというものだった。
 今月、各クラスで日本の歌を何曲か聞かせた。そこで、小生もテープに合わせて歌ったのだが(とはいってもそれほど目立つようには歌っていないつもりだけど)、これを学生はしっかりと聞いていたらしい。
 会場は礼堂であるという。
 「不行、不行。我不会唱!」
 小生の答えはもちろんノーである。
 学生会の学生は執拗に食い下がったが小生はお断りした。日本でもそんなステージの上で歌ったことがないのに、まして中国で歌うなんて・・・。

6月30日(星期天)
 今日で世界杯も終わった。結局、地区予選で苦労した巴西が2−0で徳国に勝ったわけで、これが底力というものなのだろうか。
 明日から平穏な日々に戻る(といってもちょっと寂しい)。

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