【特別編】9回目の大連

 しばらく更新してなかったが、2007年以降、2011年11月2日-5日、2012年11月27日-29日に大連を訪問し、数えてみれば今回の訪問(2014年6月4日-7日)が9回目となった。
 6回目(2007年)の訪問時からスクラップ・アンド・ビルドが進む大連を目の当たりにしてきた。高層の建物が建ち並び、現地で聞けば、不動産価格はやや下落傾向にあるとのことだが、現在も高層マンション群の建築が続いている。


大連駅前
 
今がサクランボの盛り 

 今回の訪問で驚いたことが円安と物価高である。これは日本から大連を訪れる者にとってダブルパンチである。これまでは1元が13円〜15円程度であったが、今回は18円以上になっていた。しかも、物価も高騰しており、2002年当時、5元程度で食べることができた鶏肉麺は13元にもなっていた。タクシーも初乗り8元が10元になっていた。

 訪問の目的は、今回も大連外国語大学である。大外は2013年に外国語学院から外国語大学に名称変更した。
 2007年当時は、その年の9月完成を目指して校舎等の整備を行いつつ、老大外(延安路校舎)から移転し授業も行われていた。施設設備がすべて整ったと思うのは早計で、キャンパス内はいまだに工事中であった。とくに今回目を惹いたのは、教員用マンションの建築であった。3棟建築中で今年中に完成予定だそうだ。


東門 
 
日本語学院が入っている建物

 11号楼外観
 
日本語学院研究室 

売店
 
売店

授業が終わって売店に向かう学生さん 
 
右に見えるのはお風呂道具(総合楼に浴場がある)

 大外の学生さんたちは、以前からオシャレであったが、現在でもそれは変わらなかった。

 日本語学院には1学年600名の学生さんが学ぶ(現在の1年生のみ530名)。小生が授業を担当した2002年当時から見れば100名以上増員している。外見だけを見ればオシャレな学生さんたちだが、個別に話をすると、実に素直で、この点も以前と変わらなかった。

(08/06/2014)

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