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英語学習案内

 英語学習においては集中的に取り組むことが上達の決め手です。集中するには強い動機付けが必要です。大学に合格するまでは「受験英語」が動機付けとなっていたことでしょう。大学入学後は、受験で覚えた英語を実際のコミュニケーションに活用してみましょう。まず、簡単なトピックで自分の考えや感想を英語で述べるように練習するとよいでしょう。その際に、一緒に英語を学ぶ仲間がいるとお互い励まし合うことができ意欲が湧いてきます。
 英語の運用で重要なのは基本的な文法と語彙です。複雑な構文を覚えるよりも、基本的な構文と簡単な単語を使ってどれくらいのことが表現できるかチャレンジしてみることです。そのためにはすでに知っている単語を英英辞典で調べてみることです。基本的な単語を使ったフレーズがたくさんあり新たな発見に遭遇することでしょう。覚えたフレーズは積極的に使ってみることです。肯定文だけでなく、否定文や疑問文で基本的な単語を使って自己表現してみることです。その際に役に立つのは中学校英語の文法です。
 基本語彙の応用力拡大に向けて、易しい英語で書かれた読み物に親しむのもいいでしょう。自分のレベルに合ったGraded Readers(段階別読み物)で多読すると、楽しみながら英語の基礎力を向上させることができます。本学の図書館にはレベル分けされた多読用のGraded Readersがたくさんあります。本のタイトルと挿絵を見て、面白そうなものを手にとって見てください。
 英語に親しむ習慣を確立するために、例えばNHKラジオの英語講座を聞いたり、CALL教室で利用できるSMART-HTML教材を使って継続的に取り組むとよいでしょう。語学においては、「継続は力なり」です。(Persistence is the key to success.)
 大きな目標の前に、実現可能な具体的な目標を立てるとよいでしょう。小さな目標をいくつか立てて、一つずつクリアーしていくとやる気が起きます。そして自分の英語力に自信が持てるようになったら、英検、TOEFL、TOEIC などの検定試験にチャレンジするといいでしょう。ゆっくりと着実に努力する人が外国語を物にすると言えます。まさに、"Slow and steady wins the race."です。
 英語は教えられて身につくものではありません。例えば、英会話を教えてほしいという姿勢では、どんなアドバイスも無意味です。何をどう話すのかしっかりと準備をして、自分の言葉で話してみない限り、話せるようにはなりません。とてつもなく簡単なフレーズでも、とっさに口から出てこなくて困ったという経験は誰にでもあるでしょう。役に立つ単語や表現を覚えるだけでは不十分です。当然のことですが、覚えた表現を使う場面がないと会話は上達しません。その場を求めて海外で語学研修をするのはよいことです。費用はかかりますが、語学研修のための「海外事情」という科目を開講しております。
 なお、本学では外国語学習を支援するために、以下の施設・設備と情報システムを学生に提供しています。語学教材にはいろんなものがありますので、試しに使ってみて自分に合ったものを継続するのがよいでしょう。上級レベルに達するには少なくとも1,000時間は英語に触れる必要があると言われています。

AVスタディルーム

 A館2階には外国語の自学自習用のAVスタディルームがあり、22席にインターネットやSMART-HTML教材を利用するためのパソコンが備え付けられています。DVDプレーヤーで市販の音声・動画教材を利用することもできますので、空き時間に活用してください。なお、購入済みの語学用CDやDVDは向かい側の情報・CALLサポートデスクから借りてくることが出来ます。
 通常利用時間:
  月曜日〜金曜日 8時45分〜21時00分 (講義期間中)
     土曜日  8時45分〜16時45分 (講義期間中)

 短縮利用時間:
  月曜日〜金曜日 8時45分〜16時45分 (休業期間中など)
     土曜日  8時45分〜16時45分 (休業期間中など)

CALL教室

 A館2階には外国語学習のためのCALL教室が3室あり、合計138ブースが設置されています。各ブースのコンピュータは学内ネットワークに接続されており、サーバーに置かれたSMART-HTML教材(英検やTOEICなどの問題)やMoodleなどのe-Learningシステムを利用することができます。ただし、ログインが必要です。CALL教室は、授業に使われていない時は自習用に解放されています。ちなみに、CALL(コール)とは Computer Assisted Language Learning の略です。この教室のコンピュータを使うと、外国語学習のためのいろんな教材が利用できます。
 通常利用時間:
  月曜日〜金曜日 8時45分〜21時00分 (講義期間中)
     土曜日  8時45分〜16時45分 (講義期間中)

 短縮利用時間:
  月曜日〜金曜日 8時45分〜16時45分 (休業期間中など)
     土曜日  8時45分〜16時45分 (休業期間中など)

図書館

 本気で英語をものにしようと思えば、図書館で猛烈に勉強する(hit the books)のが一番効果があります。英語の参考書を持ち込んで勉強するのもよいのですが、図書館にある英字新聞や雑誌を手にとって、適当に読みあさる大胆さが必要です。単語を調べるのに電子辞書は便利ですが、意味を深く知るには紙の辞書に親しむことが重要です。インターネットの時代であっても、図書館へ足を運んで書物に触れて下さい。
 開館時間(授業期間中):
  月曜日〜金曜日 8時45分〜22時00分
     土曜日  8時45分〜20時00分
     日曜日 12時00分〜17時00分

 開館時間(休業期間中):
  月曜日〜金曜日 8時45分〜20時00分
     土曜日  8時45分〜20時00分
     日曜日  休館

インターネット

 インターネットには英語学習に役立つサイトがたくさんあります。ブラウザソフト(例えば、Internet Explorer)を立ち上げて,検索エンジン(例えば,Google Japan)のページを開いてみてください。次に、検索語の入力欄にカーソルを置き「英語学習」と打ち込んで検索をクリック。表示される検索結果の中から自分に合ったサイトを探してみてください。無料で利用できるものがたくさんあります。これらのサイトがたくさんあるということは、それだけ英語を何とか身につけたいと関心を持っている人が多いということです。学習のアドバイスや英語検定試験対策のヒントなどを読んで、意欲づけに役立てるとよいでしょう。
 インターネットにはいろんな情報があり、そのかなりの部分は英語で書かれたものです。より多くの情報にアクセスするためには、英語が読めなければなりません。それも、ページのタイトルや見出しから内容を推測して、求める情報にたどり着くための飛ばし読みが必要になります。インターネットを使うと、英文読解力は情報収集のために身につけるものだということが実感できます。

e-Learningシステム(Moodle)

 Moodleは、ブラウザを使って無料で利用出来るe-Learningシステムです。履修中のコース名が見つかれば、クリックしてみてください。授業資料ファイルの閲覧、レポートファイルの提出、課題学習などがオンライン上でできるシステムになっています。課題学習を終了すれば採点結果を見ることができます。ログインのためのIDとパスワードが必要です。
 Moodleは、インターネットへの接続環境があれば学外からでも利用できます。

e-Learningシステム(WebTube)

 WebTubeは、ブラウザを使って課題学習、教材ファイルのダウンロード、レポートファイルの提出などができるシステムです。課題学習を終了すれば採点結果を見ることができます。ログインのためのIDとパスワードが必要です。
 WebTubeは、インターネットへの接続環境があれば学外からでも利用できます。

e-Learningシステム(CEAS/Sakai)

 CEAS(シーズ)は、関西大学で開発されたWeb型自発学習促進クラス授業支援システム(Class Education Activation System)で、資料配布やテスト実施などの管理ができます。このCEASに米国Sakai Foundationが提供するSakai CLEのツールを組み合わせたのがCEAS/Sakaiです。利用するには、ログインする必要があります。
 CEAS/Sakaiは、インターネットへの接続環境があれば学外からでも利用できます。

e-Learningシステム(スーパー英語 Academic Express 2)

 スーパー英語(Super Eigo)は、クラウド型教材配信サービスCHIeru.netにアクセスして利用する英語プログラムです。豊富な学習コンテンツを有し、ディクテーション、文法ドリル、長文の内容チェック、空所補充などの問題が出題されます。利用するには、事前に登録許可を受ける必要があります。
 Super Eigoは、インターネットへの接続環境があれば学外からでも利用できます。


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