依頼先では貴方の実験・調査がどうなろうが,全然かまわないことに注意。不快な気持ち,不信感をもたれたら即駄目になる。
電話を受けた人間が変わるたびに名前を何度でも名乗ること。できれば事前に誰に話すかを決めておくこと。
とにかく一度会ってもらうこと。まず説明をさせてくださいというわけである。
依頼先では,はっきりいわれるかどうかは別として,貴方の実験がどのように自分たちの役に立つかを知りたがるので。その点については良く考えておく。
「実験」という言葉は一般に受け入れられていない。調査とか測定というほうが良い。
確認の電話などは常にこちらからする。訪問日時や実験日時についての返事の電話は向こうからくれるということが多いが,忘れられることも多い。その結果タイミングを失することも結構ある。
実験・調査の主旨をできるだけ分かりやすく説明した資料を用意する。書かれる内容は以下のとおり。この際「実験」という用語は使用しないよう注意。
実験・調査終了後1週間以内に出す。
文例:
先日はご多忙にもかかわらず実験にご協力いただき,誠にありがとうございました。
今回の実験ではコンピュータを用いたこともあって,小学生の皆さんには少し難しい課題かと思いましたが,一生懸命取り組んでいただき,実験も無事終了いたしました.結果につきましては,卒業論文がまとまった後,ご報告に伺いたいと存じます。
まずはお礼まで申し上げます。
以下のようなものを用意する。