PROCステップにおける処理

PROCステップでは,DATAステップや他のPROCステップで既に作られたSASデータセットに対して,プロシジャと呼ばれるサブプログラムを呼び出して統計的処理等を行う。プロシジャには,その機能を表すような,“MEANS”,“PRINT”,“CHART”といったプロシジャ名が付けられている。
以下にプロシージャごとに説明を行う。各プロシージャの後の[]内にあるアルファベットは,習得の必要性,あるいは難易度を示した。アルファベットが前の方ほど必要あるいは容易であることを示す。2つ以上の機能があるプロシージャについては容易な方・必要な方を見出しに示した。

PROCステップの構成

PROCステップは一般に次のような形をしている。
PROCステップの一般な形式

PROC プロジジャ名 [[DATA=SAS dataset][オプション]];
ステートメント;
[ ステートメント;]
[[ VAR 変数名;] [BY 変数名; ]]


PRINTプロシジャ(データの出力)

SORTプロシジャ(データの並びかえ)

MEANSプロジジャ(1変量統計量の出力・対応のあるT検定)

FREQプロシージャ(度数分布表・クロス集計表・連関検定)

PLOTプロシジャ(散布図の作成)

CORRプロシジャ(相関係数の算出)

TTESTプロジジャ(平均値の差の検定−対応のない場合)

TABULATEプロシジャ(集計表の作成)

UNIVARIATE(各種統計量の算出)

CHARTプロジジャ(グラフの作成)

STANDARDプロジジャ(データの標準化)

ANOVAプロジジャ (分散分析)

GLMプロジジャその1(分散分析)

REGプロシジャ(回帰分析)

GLMプロジジャその2(回帰分析)

REG・GLMプロシージャ

FACTORプロシジャ(因子分析・主成分分析)

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