表 記述統計プロシジャ一覧

┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃プロシジャ名│ 内 容 ┃ ┣━━━━━━┿━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ ┃CORR │ 相関係数の計算とSASデータセットへの出力,並びにSpearman┃ ┃ │のρ(ロー),Kendall のτ(タウ),Hoeffding のD等を求める┃ ┃ │ことができる。 ┃ ┃ │ ┃ ┃MEANS │ 1変量の要約統計量の計算と,SASデータセットへの出力。 ┃ ┃ │ ┃ ┃SUMMARY │ MEANSと同じく1変量の要約統計量を計算,SASデータセ┃ ┃ │ットへの出力を行うが,サブルーチン毎の統計量の計算はCLAS┃ ┃ │Sステートメントの変数のすべての値毎に行うので,複数のグルー┃ ┃ │プに対して処理を一回で行うことができる。但しプリント出力は,┃ ┃ │行わないのでPROC PRINTを行う必要がある。 ┃ ┃ │ ┃ ┃TABULATE │ 分類変数,統計量を計算するための変数,および統計量(SUM┃ ┃ │等)の名前で構成される要約統計量の表を作成する。表は最大3次┃ ┃ │元まで可能(行,列,ページ)。要約統計量はMEANS,SUM┃ ┃ │MARY等と同じであるが,次のような特徴がある。 ┃ ┃ │ 表の作成が簡単である。複雑な分類も容易に表現できるタイトル┃ ┃ │やフォーマッティングが柔軟に処理出来る。 ┃ ┃ │ ┃ ┃UNIVARIATE │ 1変量の要約統計量を計算するが,他の記述統計量プロシジャと┃ ┃ │次の点で異なっている。 ┃ ┃ │ *外れ値の詳細な情報,パーセント点の出力 ┃ ┃ │ *分布の形状を示す,多彩なプロット出力 ┃ ┃ │ *正規性の検定 ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

表 レポート作成プロシジャ一覧

┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃プロシジャ名│ 内 容 ┃ ┣━━━━━━┿━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ ┃PRINT │ SASデータセットを印刷する。 ┃ ┃ │ ┃ ┃FORMS │ 繰り返し使うフォームの印刷。 ┃ ┃ │ ┃ ┃CHART │ 頻度や他の統計量を棒グラフや他の図表を使って表示。 ┃ ┃ │ ┃ ┃PLOT │ 散布図を印刷する。 ┃ ┃ │ ┃ ┃CALENDAR │ データをサマリーカレンダー形式,スケジュールカレンダー形式┃ ┃ │でプリントする。 ┃ ┃ │ ┃ ┃TIMEPLOT │ 複数の変数を時間間隔でプロットする。 ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

表 ユーティリティープロシジャ一覧

┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃プロシジャ名│ 内 容 ┃ ┏━╋━━━━━━┿━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ ┃ ┃APPEND │SASデータセットの最後に別のSASデータセットからの ┃ ┃ ┃ │データを付ける。 ┃ ┃ ┃ │ ┃ ┃ ┃COMPARE │SASデータセット中の値を検索,表示する。 ┃ ┃ ┃ │ ┃ ┃ ┃CONTENTS │SASデータセットまたはデータ,ライブラリーの内容を表示┃ ┃ ┃ │する。 ┃ ┃S┃ │ ┃ ┃A┃COPY │SASデータセットを複写する。 ┃ ┃S┃ │ ┃ ┃ユ┃DATASETS │SASデータセットのリネーム,削除を行う。 ┃ ┃|┃ │ ┃ ┃テ┃DBF │DBASEII,DBASEIII ファイルをSASデータセット┃ ┃ィ┃ │に変換する。 ┃ ┃リ┃ │ ┃ ┃テ┃DIF │DIFファイル(Lotus 1-2-3 等)をSASデータセットに ┃ ┃ィ┃ │変換する。 ┃ ┃|┃ │ ┃ ┃ ┃FORMAT │内容を出力する際,値をフォーマット化する。 ┃ ┃ ┃ │ ┃ ┃ ┃SORT │SASデータセットをソーティングする。 ┃ ┃ ┃ │ ┃ ┃ ┃TRANSPOSE │すでにあるSASデータセットの行と列とを入れ替え,新しい┃ ┃ ┃ │データセットを作成する。 ┃ ┠─┨ │ ┃ ┃O┃PRINTTO │SASプロシジャーが作成したプリント出力の定義を行う。 ┃ ┃S┃ │ ┃ ┗━┻━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

表 多変量解析プロシジャ

┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃プロシジャ名│ 内 容 ┃ ┠──────┼──────────────────────────────┨ ┃CANCORR │ 正準相関分析とcanonical redundancy analysis を行う。 ┃ ┃ │ ┃ ┃FACTOR │ 因子分析と主成分分析を行う。主因子法,最尤法,主成分分析等┃ ┃ │多様な因子抽出法とvarimax ,quartimax 等各種の回転法が可能。┃ ┃ │因子得点や共通因子得点の推定値なども出力を行う。 ┃ ┃ │ ┃ ┃PRINCOMP │ 主成分分析を行う。主成分得点を出力するが,因子負荷量は出力┃ ┃ │しない。 ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

表 回帰分析プロシジャ

┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃プロシジャ名│ 内 容 ┃ ┠──────┼──────────────────────────────┨ ┃NLIN │ 最小2乗法か重みつき最小2乗法による非線型回帰モデルのパラ┃ ┃ │メータ推定を行う。修正ガウスーニュウトン法,急下降法等各種の┃ ┃ │推定法が可能。 ┃ ┃ │ ┃ ┃REG │ 回帰分析を行う。通常の最小2乗法によるパラメータの推定の他┃ ┃ │に予測値,残差の計算が可能。多重共線性の診断,詳細な残差分析┃ ┃ │も可能。 ┃ ┃ │ ┃ ┃ │ ┃ ┃RSREG │ 2次の反応曲面回帰分析を行う。当てはめ不足の検定,反応の最┃ ┃ │適水準の推定,2次の回帰項を自動的に作成する。 ┃ ┃ │ ┃ ┃ORTHOREG │ 相関のあるデータに回帰を行う場合等に用いると???な結果を┃ ┃ │得られる。 ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

表 分散分析プロシジャ

┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃プロシジャ名│ 内 容 ┃ ┠──────┼──────────────────────────────┨ ┃ANOVA │ 要因配置モデルにおいてバランスのとれた実験データの分散分析┃ ┃ │を行う。この型のデータについてはGLMより効率的に分散分析が┃ ┃ │可能。 ┃ ┃ │ ┃ ┃GLM │ 回帰分析,分散分析(アンバランスなデータ),共分散分析等を┃ ┃ │含む汎用線形プログラム。 ┃ ┃ │ ┃ ┃NESTED │ 枝分かれしたデータ構造の分散・共分散分析を行う。 ┃ ┃ │ ┃ ┃NPAR1WAY │ 1元配置のノンパラメトリックな分散分析を行う。検定法は, ┃ ┃ │Wilcoxonスコア検定,メディアンスコア検定,van der Waerden ス┃ ┃ │コア検定,Savegeスコア検定等が可能。 ┃ ┃ │ ┃ ┃PLAN │ 実験においてランダム割り付け表の作成を行う。 ┃ ┃ │ ┃ ┃TTEST │ 2群間の平均値の差のtの検定,および等分散の検定を行う。 ┃ ┃ │ ┃ ┃VARCOMP │ 一般線形モデルにおける分散成分の推定を行う。推定法としてモ┃ ┃ │ーメント法,MIVQUE,最尤法,制限付き最尤法が可能。 ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

表 判別分析プロシジャ

┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃プロシジャ名│ 内 容 ┃ ┠──────┼──────────────────────────────┨ ┃CANDISC │ 正準判別分析を行う。マハラノビスの距離を計算し,1次元及び┃ ┃ │多次元の一元配置の分散分析を行う。 ┃ ┃ │ ┃ ┃DISCRIM │ 1次及び2次の判別関数の計算。共分散行列の均質性の検定を行┃ ┃ │い,判別がグループ内かプールされた共分散のどちらによってなさ┃ ┃ │れたかを決定する。 ┃ ┃ │ ┃ ┃STEPDISC │ 他の判別分析を行う前に変数群をサブグループに分けるために,┃ ┃ │逐次法による変数選択を行う。 ┃ ┃ │ ┃ ┃CORRESP │(多重)コレスポンデンス分析を行う。数量化III 類として利用可┃ ┃ │能。 ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

表 クラスター分析プロシジャ

┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃プロシジャ名│ 内 容 ┃ ┠──────┼──────────────────────────────┨ ┃ACECLUS │ 群内共分散行列の近似的な推定を行う。 ┃ ┃ │ ┃ ┃CLUSTER │ 階層的・凝集型のクラスタリングを行う。セントロイド法以下 ┃ ┃ │11種類にも及ぶ各種の手法が用意されている。 ┃ ┃ │ ┃ ┃FASTCLUS │ 大量データ(100,000 程度まで)の非階層的クラスタリングを行┃ ┃ │う。k−means法を使用する。 ┃ ┃ │ ┃ ┃TREE │ CLUSTERおよびVARCLUSの結果を利用してデンドロ┃ ┃ │グラムに表す。またデンドログラムをあるクラス分けの水準にした┃ ┃ │時の分類結果を出力する。 ┃ ┃ │ ┃ ┃VARCLUS │ 変数のグループごとに主成分分析を行い,それぞれの第1主成分┃ ┃ │で説明される割合を全体として最大化するようにグループの再編成┃ ┃ │を行う。変数の数が多い時それを縮約するときに使用される。 ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

表 カテゴリカルデータ解析プロシジャ

┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃プロシジャ名│ 内 容 ┃ ┠──────┼──────────────────────────────┨ ┃CATMOD │ カテゴリカル変数に対するモデル分析を行う。ロジスティック分┃ ┃ │析,対数線形モデル分析等を行う。 ┃ ┃ │ ┃ ┃FREQ │ 多重クロス集計表を作成する。また,カイ2乗検定や連関性の統┃ ┃ │計量を計算する。 ┃ ┃ │ ┃ ┃PROBIT │ バイオアッセイデータの切片,傾き等を最尤法で求める。 ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

表 生存時間分析プロシジャ

┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃プロシジャ名│ 内 容 ┃ ┠──────┼──────────────────────────────┨ ┃LIFEREG │ 生存時間を目的変数としたパラメトリックな回帰分析。分布とし┃ ┃ │ては,対数正規,ワイブル,対数ロジステック,指数分布が指定で┃ ┃ │きる。 ┃ ┃ │ ┃ ┃LIFETEST │ 生存時間の群間比較。生存関数の推定と差の検定を行う。 ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

表 スコアリングプロシジャ

┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃プロシジャ名│ 内 容 ┃ ┠──────┼──────────────────────────────┨ ┃RANK │ 変数の順位および正規スコアの計算,変数の値の分布の検討,変┃ ┃ │数のグループ分けを行うことが可能。 ┃ ┃ │ ┃ ┃SCORE │ SASデータセットに出力した係数値とオリジナルデータを使っ┃ ┃ │てスコアを計算する。 ┃ ┃ │ ┃ ┃STANDARD │ 平均値と標準偏差を特定化した標準化を行う。 ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

図 SAS/GRAPHプロシジャ


                        ┏━━━━━━━━━━━━┓
                        ┃  Procedures  ┃
                        ┗━┯━┯━┯━┯━┯━━┛
          ┌────────┘  │  │  │  └───────┐
          │            ┌───┘  │  └────┐        │
┏━━━━┷━━━━━┓│┏━━━━┷━━━━━┓│┏━━━┷━━━━┓
┃    Charting and    ┃│┃ Three-dimensional  ┃│┃    Mapping     ┃
┃      plotting      ┃│┃     plotting       ┃│┃                ┃
┃                    ┃│┃                    ┃│┃    GMAP        ┃
┃       GCHART       ┃│┃     GCONTOUR       ┃│┃    GPROJECT    ┃
┃       GPLOT        ┃│┃     G3D            ┃│┃    GREDUCE     ┃
┗━━━━━━━━━━┛│┃     G3GRID         ┃│┃    GREMOVE     ┃
                        │┗━━━━━━━━━━┛│┗━━━━━━━━┛
          ┌──────┘                        └─────┐
┏━━━━┷━━━━━┓                            ┏━━━━┷━━━┓
┃ Graphing utilities ┃                            ┃ Printing and   ┃
┃                    ┃                            ┃  displaying    ┃
┃      GDEVICE       ┃                            ┃                ┃
┃      GFONT         ┃                            ┃   GANNO        ┃
┃      GOPTIONS      ┃                            ┃   GPRINT       ┃
┃      GTESTIT       ┃                            ┃   GREPLAY      ┃
┗━━━━━━━━━━┛                            ┃   GSLIDE       ┃
                                                    ┗━━━━━━━━┛
 図  SAS/GRAPH  Procedures

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