大連のインターネット事情 2000 年版

半年ぶりにやってきた2月末の大連は寒さも厳しいが、大学の周りが大きく変化していることに驚く。 昨夏利用したインターネットカフェが跡形もなく取り壊されてしまって、跡地は何やら工事中のようで鉄板で取り囲まれている。 付近を探してみると西へ100m程のところに移転していた。

◆ インターネットカフェ

インターネットカフェは大連外語正門下にも一軒新しく開店していた。 パソコンもネットワークも格段に早くなり、しかも料金は1時間5元と昨夏の半分になっていた。 週末はオールナイトで10元で利用できるとか。

漢学院を出たところにあった韓国料理店が閉店して工事中であったが、まもなく新しくインターネットカフェとして新装開店した。

◆ インターネットプラザ

大連駅前の勝利広場の地下3階に無料で利用できるインターネット広場がオープンした。 身分証明書を持参して会員登録すれば、一日20分に限りインターネットが無料で利用できる。 パソコンが100台ほどあり、行列ができるほどの盛況である。

◆ インターネットサービスプロバイダ

プロバイダも過当競争気味で多数の業者がせめぎ合っているようである。 私が利用した「中国金橋 China Golden Bridge(中国語)」は、1ヶ月20時間までの利用で30元(約400円)、40時間までが50元、100時間までが100元、無制限で300元であった。市内電話料金が3分で3角(約4円)ほどである。 ラーメン一杯5元、ビール一本2元の国なので、安いのか高いのかは微妙なところである。

加入手続きは至って簡単で、数ヶ月分を前払いすればすぐに使えるようになる。 電話のモジュラージャックも日本のものと同じなので、まったく苦労することはなかった。

大連市内3大学のコンピュータ事情

大連市内の3大学のコンピュータセンターを見学する機会を得た。 規模の違いはあるものの、いずれの大学もインターネットを利用できる環境が整備されている。 入り口におじさんかおばさんが居て、3〜5元の料金を払って利用する。 一般の学生は大学のメールアドレスは取得できないようで、フリーメールのアドレスなどを利用しているようである。

◆ 大連外国語学院

大連外国語学院では、図書館の5階に200台ほどのパソコンがある。 ISDNでインターネットに接続するので、インターネットを利用できるのは、決められた曜日や時間に限られるようである。

◆ 大連理工大学

理工系の重点大学である大連理工大学では、アメリカ風の広大なキャンパスの中に3階建てのコンピュータセンターがあり、500台ほどのパソコンがCERNET(中国教育研究ネットワーク:日本のSINETのようなもの)に常時接続されている。 コンピュータセンター以外にもネットワークに接続された多数のコンピュータを持つ実習室があるようである。

◆ 東北財経大学

東北財経大学では、近代的な教育研究棟が建ち並ぶキャンパス内にコンピュータセンターがある。 この大学は建物も新しくて綺麗だが、パソコンも3大学の中では最も新しくて綺麗であった。

どの大学のコンピュータセンターもいつも満員のようで、コンピュータやインターネットへの関心の高さがうかがえる。 ヘッドホンを付けているのは、VCD(ビデオCD)を見ている学生。 インターネットでは ICQ(I seek you) などのチャットが人気のようである。

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