インターネット利用者のエチケット
- インターネット利用者のエチケット
- 著作権とは
- コンピュータはソフトウェアなしには利用できない。著作権とは、ソフトウェアなどの著作物に関する権利である。絵画、レコード、写真、など一般の著作物と同様に無断複製は禁止されている。
- 例外的なソフトウェアの配布形態がある。
- PDS(public domain software):著作権を放棄して誰もが利用できる。FSFのGNUが有名
- フリーソフトウェア:著作権は残すが、誰もが利用できる。利用者は改良に協力する。(最近は、経営戦略として教育機関に対してはフリーにしているものがある)
- シェアウェア:商用ソフトウェアではあるが、低料金でよい。一定の試用期間を過ぎたら支払う。
- 参考書
- 久保田裕, インターネット時代の著作権とプライバシー, 日経BP(アルファーベータ)社, 1998, \1400
- 情報倫理
- インターネットは一般の人にとっては新しいコミュニケーションの手段である。
従来の対話・手紙・電話・会議など、人と人とのコミュニケーションとは違った面がある。公共放送などとも異なり、個人が主体になることが多い。
- 社会生活での伝統的なマナーが基本であるが、現代ではその基本が乱れてきている。国や地域を越えた考え方も必要である。インターネットを支えてきた技術者たちのサブカルチャーも尊重することが大切である。とにかく、少しづつ使いながら身につけていく、他人の忠告にはよく耳を傾けるなど、寛容の心を忘れずに。
- 無知による不正利用
- コンピュータ・ウィルスやネットワーク・クラッカーだけが社会問題なのではない。電子メールや電子ニュースの利用法を正しく学んで、無知によるインターネットの迷惑利用や不正利用をさけよう。
- 電子メールのエチケット
- まず、本学のネチケットのページを読む。以下はこれに対する追加である。
- 相手が一人の場合は通常の郵便と同様なマナーを守る。相手を中傷したり、差別的な内容は送らない。相手の表情が見えないので、自己中心的な発言に陥りやすい。
- 相手のアドレスは正確に書く。アドレスを間違えると、電子メール・サーバの管理者から「迷子メール」の警告が届く。よくあるエラーをなくすには
- アドレスに日本語などの全角文字が含まれていないか。半角の文字しか使えない。日本語変換システムをOFFにしてからアドレスを入力する。
- 特に、半角のピリオドや@印の位置に注意する。アドレスでは大文字と小文字の区別はないが、空白は含まれることはない。
- アドレスの書き方:「ユーザ名@ドメイン名」の規則を理解する。ドメイン名は国内の場合「マシン名.組織名.ドメイン区分.jp」のように書きます。
- 相手のために、必ず、subject(標題)と自分の署名を書く。初めての相手の場合には、標題には半角の英数字のみを使うこと。
- メールを始めたら毎日、新着メールの有無を確かめる。返信はできるだけ早く出す。インターネットの電子メールでは相手が読んだか否かを確認しないのが原則なので。
- 無駄なメール、不必要に大きなサイズのメール送信は避ける。メーリングリストからのメールには不用意に返信メールをしない。
- 自分用の mail alias (相手のアドレスを記録した別名ファイル) を作成しておこう。
- WWWのエチケット
- 電子ニュースのエチケット
- 不正アクセス対策の関係団体一覧
edited by T.Katayama,
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