Software 1 Exam.No.2

ソフトウェア論1(C)定期試験問題


  • 問題1
    1. 提出する3.5インチFDに「Delphi.src」と「Delphi.exe」という2つのフォルダを作成しなさい。既に作成してある場合はそのままでよい。 この試験に関係するすべてのソースファイルは「Delphi.src」フォルダに、実行形式ファイルは「Delphi.exe」の中に格納されるように、Delphiシステムの環境設定を変更しなさい。

    2. 実際、この試験に関係するファイルは、すべてこのフォルダの中に保存しなさい。それ以外にあるものは試験評価の対象としないので充分注意すること。(それぞれの問題の設問で加点する)


  • 問題2
    1. プロジェクトファイル名を「ExaTango」、メインフォームのユニット名を「ExaTangoCardfm」として「Delphi.src」フォルダに保存しなさい。〔10点〕
    2. このプログラムを実行して、次表の5つの単語を登録しなさい。入力した単語のスペルや登録の順序などについてミスがあれば修正しなさい。すべて登録したら、ファイル名「TangoCard.TXT」で提出する3.5インチFDの「Delphi.src」フォルダに保存しなさい。〔30点〕
    3. 登録する単語 単語の意味
      1Athena MITのキャンパスNetworkシステム
      2B-ISDN 広帯域のディジタル電話網
      3CORBA オブジェクト間交信の共通仕様
      4Delphi GUI構築環境を組込んだプログラム言語
      5EUC エンドユーザ・コンピューティング


  • 問題3
    1. プロジェクトファイル名を「ExaMultForm」、メインフォームのユニット名を「ExaMultForm1」、サブフォーム2およびサブフォーム3のユニット名をそれぞれ「ExaMultForm2」および「ExaMultForm3」として、すべて「Delphi.src」フォルダに保存しなさい。〔10点〕
    2. サブフォーム3に、既にあるボタンの下に並べて、同じサイズのボタンを追加して、「フォーム1」と表示する。そして、「そのボタンをクリックしたら、サブフォーム3を非表示にして、メインフォーム1を表示する」イベントを定義しなさい。〔20点〕
    3. サブフォーム2に下図のような部品を配置しなさい。編集箱の初期表示は空白にし、ボタンの表示も下図のように定義すること、また、「+」「−」「=」の3つのボタンは同じサイズで等間隔に配置し、かつ3つのボタンの両端に位置をその上の編集箱とそろえておくようにする。〔10点〕
    4. これらのボタンを使って、2つの整数の足し算と引き算をできるようにしたい。余分なボタンやメニューを追加してはいけない。次のように操作することにしよう。〔20点〕
      1. まず、編集箱に最初の整数をキーボードから入力する。
      2. 「+」または「−」ボタンをクリックする。
      3. 編集箱に2番目の整数をキーボードから入力する。
      4. ここで「=」ボタンをクリックすると、下図のように、まだ計算式のみが表示されるよううにする。「=」ボタンをクリックする以前の段階では編集箱の表示はどのようになっていても良い。
      5. 上のどの段階でも「Clear」ボタンをクリックすると、編集箱の文字が消去できるようにする。
      6. 最後に「Answer」ボタンをクリックすると、計算式の右に正しい答えが表示される。下図の場合は編集箱の表示は次のようになればよい。
        23 - 15 = 8
      7. 編集箱をクリアし、また最初に戻って、次の計算を繰り返すことができるようにする。




    5. 計算の答えが200より大きくなったり、負の整数になったりした場合には、「難し過ぎます」という答えを表示するように、「Answer」ボタンのイベントを変更しなさい。〔20点〕
    6. 23 - 35 = 難し過ぎます

      注意:このプログラムの実行を終了するには、フォーム1に戻って、「閉じる」ボタンをクリックする。