2. ファイル操作と簡単な編集 --- 新規にデータを作成し保存してみる 2.1 新規ファイルの作成

(1) 新規ファイルの表示

(2) ペイント系ツール

(3) 文字ツール()

2.2 新規ファイルを保存する

(1) ファイル保存手順

(2) ファイル形式の意味と選択

2.3 文字のロゴを作る

ツールボックスのツールオプション

(1) テキストのツール

上から順に，[フォント] [サイズ] [エディタウィンドウで編集] [なめらかに] [ヒンティング] [揃え位置] [インデント] [色] [行間隔] [文字間隔] [テキストボックス] [言語]の順にオプション項目が並んでいます．

[なめらかに]

アンチエイリアスともいい，文字サイズを変更したときに，文字のエッジを滑らかにする処理を施します．

[ヒンティング]

font hintingともいう．ベクタデータであるアウトラインフォントを，低解像度や小さな文字サイズとして使用する場合でも，文字のバランスや太さやコントラストなどが適切に処理されるようにレンダリングします．

[揃え位置]

文章の位置を，左揃え，中央揃え，右揃え，両端揃えに変更します．

(2) 文字をロゴにする

• 新しい画像の編集で，ロゴ画像ウィンドウの大きさを設定します．
• ツールボックスから，テキストのフォント，サイズ，色(描画色)などを指定します．

• 画像ウィンドウで，文字を入力する位置をクリックし，文字を入力します．

• レイヤーの大きさを調整しておく

GIMPでロゴ効果を適用すると，文字の上下左右にフィルタが適用されず，途中で切れてしまうことがあります．これはフィルタの適用がレイヤーサイズ内に限られるためです．

• [メニュー][レイヤー][レイヤーサイズ変更]を選択します．
• 現在のレイヤーサイズに対して，およそ100pxの幅と高さを追加します．マージンを多めにとることで文字の端が切れてしまう問題発生を防ぎます．

• ロゴ効果の選択

[フィルター] [ロゴ効果]から，適用するロゴ効果の種類を選びます．色々なロゴ効果を確認してみます．

基本�T
基本�U �Tと�Uは，文字全体をグラーデーションして，ドロップシャドウで陰影を付けます．
クローム(Chrome) クロム合金のもつメッキの質感を付けます．
光沢 (Gloss)
ブレンド

• ロゴの利用

作成したロゴを「jpg」「png」[gif]などの画像ファイル形式で保存して，HTMLファイルを作成して，Webブラウザで表示してみよう．