Excelを使って表の計算するとき、セル(Cell)を参照して数式を入力しておくと、その数式を他のCellに複写(copy)して再利用できることは便利であり,効率よく仕事をするためにはぜひ「セル参照と数式の入力」を理解しておく必要がある。
ところが,最初に入力した数式の計算結果は正しいのに,数式をcopyした先のCellでエラー(error)や変な結果が出ることがときどき起こる,こんな経験をしたことがある人は多いであろう。
Excelでは,Cellは"相対参照"される。相対参照とは,数式をcopyすると数式のあるCell(copy元)とcopy先のCellの位置関係
を基準にして,数式の参照Cell番地が相対的にずれる(shift)という仕組みである。数式によっては参照しているCell番地がずれると正しい結果
を得られなくなったり,参照先が「空白」等でerrorが出るという訳である。ここでは,参照するCellを固定してセル参照する(これを"絶対参照"という)skillを身につけよう。
次の表は,インターネット(Internet)とPC(Personal Computer),およびInternetへのBroadband(広周波数帯域、ブロードバンド)接続の人口普及率の国際比較である。
InternetについてはITUと総務省のデータ(data)を収録している。総務省のデータには日本を含め一部の国のデータには携帯電話によるInternet接続も含まれている。