情報処理実習の講義に関するアンケート調査 すばる国際大学 情報教室 【調査結果】  表記調査を実施した結果、調査対象者数49人のうち45人から有効回答を得た(回収率は92%)。 【問1.パソコンの経験】  「情報処理実習」の講義を受講するまでに、パソコン(ワープロを含む)を利用した経験のある学生は51%(23人)で半数を超えている。また、1年以上の経験を持っている学生は、全体の20%(9人)となっている。 【問2.講義の進行速度】  講義の進行速度については、ほぼ半数が「適当」と答えており、全体的には「やや速い」という評価になっている。問1の「経験の有無」別に見ると、経験のない学生は「速い」、経験のある学生は「遅い」と評価する傾向が読みとれる。 【問6.課題の量】 講義で出される課題の量については、半数以上の学生が「多すぎる」と答えており、「やや多い」と合わせると80%に達する。問1の「経験の有無」別に見ると、経験の有無に関わらず「多すぎる」という評価がもっとも多く、相対的には経験のない学生が「多い」と評価する傾向が強い。 【考察】 受講するまでのパソコン利用経験の有無により、講義の進行速度や課題の量に対する評価がはっきりと分かれる。経験者の増加は、大学におけるコンピュータ教育のあり方に変革を迫る要因になる。一方で、未経験者に対する効果的な教育方法も模索されるべきである。