手話Q&A

手話って？ 手話とは、健常者とろうあ者さんを繋ぐ１つの言葉です。 また、手話は目と目を合わせて初めてできる会話です。 勉強の仕方 手話の学び方は色々あります。本やテレビを見ながら１人で勉強するのも１つの方法です。しかし、やはり一番良い方法は実際に自分で手話を使ってコミュニケーションを取る事です。他の人と手話を使って話すことほど、効果的なものはありません。

Q手話は世界共通語？

-----A.手話は言語なので、それぞれ国の文化と深いかかわりがあります。 また、それと同様に手話にも方言のように地域による違いがあります。

Q.手話をするとき右手・左手の区別はある？

-----A.特にこだわる必要はありません。左右逆にしても意味は通じます。 しかし実際には、右手と左手を混同して表現すると、分かりづらくなる事もあるので、やはりそれぞれ利き手と非利き手を意識しながら手話をする方が良さそうです。

Q.手話とジェスチャーの違いって？

-----A.手話は、手や顔の動きなどで意味を区別でき、それに手の動きを組み合わせて、言語として成り立つものです。しかし、ジェスチャーはそうではありません。 例えば、「団扇をあおぐ」というジェスチャーの場合、あおいでいる様子を表すだけです。手話の場合「夏」「団扇」「暑い」「今、あおいでいる」といった意味があり、それぞれ手の位置や動きなどで区別されるのです。

参考：やさしい手話会話(米内山明宏）　高橋書店