- 機密性
暗号を使わない限り、インターネット上のメールは安全ではないと考えておく必要がある。クレジットカード番号やパスワードなど他人に知られたくない個人情報をメールで送ってはいけない。
- チェーン・メール
チェーン・メール(不幸の手紙のように、別の人に同じ内容の転送を要請するメールのこと)を送ってはいけない。チェーン・メールは、理由の如何を問わず(アンケート調査のような場合も含めて)禁止されている。
- 署名
署名(メッセージの終わりに入れる1行か2行の連絡先情報、長くても4行を超えないこと)を必ず入れる。多くのメーラーでは、事前に署名ファイルを作っておけば、メッセージの最後に自動的に付け加えてくれる。
- 返信
メールを受け取ったときは、直ちに短い返事を送り、送信者に受け取ったことを伝える。返事を書く時には、受け取ったメッセージの一部(全文ではなく)を含めた方が、簡潔でしかも理解しやすいメッセージになることが多い。
- メールのサイズ
ポストスクリプトファイルやプログラムなどの大きいサイズのファイルをメールで送ってはいけない。50キロバイト程度よりも大きいファイルを送るときは、分割して複数のメールとして送る。
- ウイルス
コンピューターウィルスの感染を防ぐため、メールに添付されたファイルには特に注意が必要である。信頼できない相手から受け取ったメールに添付されているファイルは、開く前に削除するのが無難である。
- 配達証明
配達証明(メールが相手に届いたとき、あるいは相手がメールを読んだときに、自動的にメールを送り返すような指定をヘッダー部に含めること)はプライバシーの侵害であると考える人もいるので、使用には注意が必要である。
- 自動応答
休暇中の自動応答プログラム(vacationなど)は、無用なトラフィックを発生させる。特にメーリングリストに参加している場合には、致命的な影響を与えるので使わない方が無難である。
- サブジェクト
サブジェクト(標題)の日本語文字は、相手のシステムによっては正常に表示できない場合があるので、初めての相手にメールを送る時には注意が必要である。英語かローマ字を使うこと。
- 引用
受け取ったメッセージを他人に転送する場合には、元の言葉遣いを変えてはいけない。メッセージを短縮したり、関連する部分だけ引用しても構わないが、適切な出典(もとのメッセージや発言者が特定できるような情報)を必ず示しておくこと。
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