まず、その文字化けした文章はファイルにしてください。文字化けをおこしているファイル名を仮に test.txt として話をすすめています。
% less test.txtとしてみてください。
スペースで次へスクロールし、バックスペースで前に戻ります。q で less を終了させることができます。
DOSやMac、Windows上で作った文章の多くはsjisです。この文章をUNIXにもってくると文字が化けます。これは、UNIXの漢字コードが EUC のためです。
% nkf -de test.txt
とすれば読めるようになると思います。結果を画面ではなく、ファイルに保存したいのであれば
% nkf -de test.txt > test2.txt
としてください。これで test2.txt に結果が保存されます。
nkfはほかにも MIME の解読ができます。メールのサブジェクトなどが『=?ISO-2022-JP?』ではじまるものなどが解読できます。
^D は Ctrl を押しながら d を押すという意味です。
% nkf -m
^D
ほかにも MIME base64 stream や MIME quoted stream も解読することができる。
これには3つのパターンが考えられます。慣れればすぐどのツールを使えばいいのか分るのですが、分からないうちは下のツールを順番に使って復元できるまでやってみてください。
% rjis test.txt
% rujis test.txt
% rejis test.txt
同時に後に | less をつけるとよい場合もあります。
% rjis test.txt | less
結果をファイルに保存がしたいのであれば
% rjis test.txt > test2.txt
としてください。